多様な世界
「こんなにも違って見えるの?」錯視(さくし)の不思議を体験しよう
Why do they look so different? Let's experience the wonder of optical illusion!

自分の見え方と隣の人の見え方が違ったり、視点を変えれば他のものが見えたりする「錯視(さくし)」の不思議を体験してみましょう!「私は〇〇に見えるけど、あなたはどう見える?」とぜひ周りの人と見え方について話してみてください。同じように見えていますか?もしかしたら全く別のものに見えているのかも。この展示のように、日常生活の中でもあなたと周りの人とでは見えている世界が全く違うのかもしれません。錯視による見え方の違いと同じように、「違うこと」をポジティブに楽しみながら「超多様(ちょう たよう)」を一緒に楽しみましょう!それでは、超多様な世界へ行ってらっしゃい!

B Lab
B Lab
多様な世界
「こんなにも違って見えるの?」錯視(さくし)の不思議を体験しよう
Why do they look so different? Let's experience the wonder of optical illusion!

自分の見え方と隣の人の見え方が違ったり、視点を変えれば他のものが見えたりする「錯視(さくし)」の不思議を体験してみましょう!「私は〇〇に見えるけど、あなたはどう見える?」とぜひ周りの人と見え方について話してみてください。同じように見えていますか?もしかしたら全く別のものに見えているのかも。この展示のように、日常生活の中でもあなたと周りの人とでは見えている世界が全く違うのかもしれません。錯視による見え方の違いと同じように、「違うこと」をポジティブに楽しみながら「超多様(ちょう たよう)」を一緒に楽しみましょう!それでは、超多様な世界へ行ってらっしゃい!

Experience the wonder of optical illusions, where what you see may differ from what others see, or where shifting your perspective reveals something entirely new. Ask those around you, “I see this, but what do you see?” You might be surprised to find that others see something completely different. Just as in this exhibit, our everyday perceptions may vary greatly from person to person. Embrace and enjoy these differences as we explore a world of “hyper-diversity” together. Now, step into this world of infinite perspectives and enjoy the journey!

B Lab
B Lab
MEMBER
多様な世界
違いを体験しよう!見え方の多様性
Biodiversity

生物によって世界がどれほど違って見えるかを体感してみませんか?人間同士であっても見え方や感じ方が違うように、人間にとって良いと思われているものが、他の生物にとっては良いものとは限らない場合があります。例えば、夜の暗い道。照明があると安心する人が多いですが、虫や植物にとってはどうでしょう。成長の妨げになる場合もあります。このように今回はクイズやアプリを通して、生物における見え方の違いを実感できます。人間だけでなく、生物全体に目を向け、見ている世界の多様さを一緒に体験してみませんか?

B Lab
B Lab
多様な世界
違いを体験しよう!見え方の多様性
Biodiversity

生物によって世界がどれほど違って見えるかを体感してみませんか?人間同士であっても見え方や感じ方が違うように、人間にとって良いと思われているものが、他の生物にとっては良いものとは限らない場合があります。例えば、夜の暗い道。照明があると安心する人が多いですが、虫や植物にとってはどうでしょう。成長の妨げになる場合もあります。このように今回はクイズやアプリを通して、生物における見え方の違いを実感できます。人間だけでなく、生物全体に目を向け、見ている世界の多様さを一緒に体験してみませんか?

Would you like to see the world through the eyes of different creatures? Just as humans have unique perspectives, so do other living things. Learn about biodiversity through quizzes and apps. The app allows you to explore the world from the perspective of living things, highlighting these differences. Experience the diversity of the world together by considering all living things, not just humans.

B Lab
B Lab
MEMBER
西本愛由(B Lab / 慶應義塾メディアデザイン研究科修士課程1年)
多様な世界
多感覚情動推定システム
Multimodal Emotion Estimation System

人々の感情(喜び、悲しみ、興奮など)を検出するシステムを想像してみてください。私たちが開発した「多感覚情動推定システム」は、脳波(EEG)や心拍(ECG)、そして顔表情から、感情を覚醒度(覚醒と睡眠)と情動価(快と不快)の二軸に基づいて推定することができます。これらの信号を解析することで、人の感情がどのように顔表情に現れ、そしてEEGやECGの信号として内部で表現されるのか、また、そこにはどのような個人差があるのかが明らかになってきました。私たちのシステムを用いることで、脳や身体が人々の多様な感情経験にどのように寄与しているのかが解明されます。

東京大学認知発達ロボティクス研究室
Cognitive Developmental Robotics Lab, The University of Tokyo
多様な世界
多感覚情動推定システム
Multimodal Emotion Estimation System

人々の感情(喜び、悲しみ、興奮など)を検出するシステムを想像してみてください。私たちが開発した「多感覚情動推定システム」は、脳波(EEG)や心拍(ECG)、そして顔表情から、感情を覚醒度(覚醒と睡眠)と情動価(快と不快)の二軸に基づいて推定することができます。これらの信号を解析することで、人の感情がどのように顔表情に現れ、そしてEEGやECGの信号として内部で表現されるのか、また、そこにはどのような個人差があるのかが明らかになってきました。私たちのシステムを用いることで、脳や身体が人々の多様な感情経験にどのように寄与しているのかが解明されます。

Imagine a system that detects how people are feeling—happy, sad, or excited. Our “Multimodal Emotion Estimation System” utilizes brain waves (EEG), heartbeats (ECG), and facial expressions to gauge emotions based on two key dimensions: arousal (excitement or calmness) and valence (pleasantness or unpleasantness). By analyzing these signals, we can see how facial expressions reveal visible emotional cues, while EEG and ECG signals provide insights into internal emotional states. This allows us to identify the variability in emotional experiences among individuals. Our system enhances the understanding of how different brain and body processes contribute to the diversity of emotional experiences.

東京大学認知発達ロボティクス研究室
Cognitive Developmental Robotics Lab, The University of Tokyo
MEMBER
長井 志江(東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構 特任教授)

エルブエラ ヴォンラルフディンマルケズ(東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構 特任助教)
ジェンブリン ジュリエン(東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構 学術専門職員)

多様な世界
今、​自分に​見えている​世界の​外側に​気づく Diversity Warming-Up Tool [β-version]
Diversity Warming-Up Tool [β-version] Noticing the world beyond what you see now

ふだん​見ている​・とらえている​世界は、​実は​ほんの​一部。​私たちは​どうしても、​日々の​暮らしの​中で​想像しやすい​人や​場面、​価値観に​目を​向けがちです。
身近に​いても​あまり​関わる​機会の​ない​人、​これから​出会う​人、​何かを​伝えたり届けたりしたい​相手の​ことを​考えるには、​その​「いつもの​想像の​枠」から​少し​外に​出て、​文化や​環境、​価値観や​特性が​入り交じる​世界を​広く​見渡してみる​ことが​大切なのではないでしょうか。
自分でも​気づかないうちに​形づくっている​枠に​気づき、​その​外へ​一歩​踏み出すきっかけに​なればと、​この​Diversity Warming-Up Toolを​つくっています。
どうぞ気軽に、​ブースに​立ち寄り意見を​聞かせてください!​

株式会社コンセント
Concent, Inc.
多様な世界
今、​自分に​見えている​世界の​外側に​気づく Diversity Warming-Up Tool [β-version]
Diversity Warming-Up Tool [β-version] Noticing the world beyond what you see now

ふだん​見ている​・とらえている​世界は、​実は​ほんの​一部。​私たちは​どうしても、​日々の​暮らしの​中で​想像しやすい​人や​場面、​価値観に​目を​向けがちです。
身近に​いても​あまり​関わる​機会の​ない​人、​これから​出会う​人、​何かを​伝えたり届けたりしたい​相手の​ことを​考えるには、​その​「いつもの​想像の​枠」から​少し​外に​出て、​文化や​環境、​価値観や​特性が​入り交じる​世界を​広く​見渡してみる​ことが​大切なのではないでしょうか。
自分でも​気づかないうちに​形づくっている​枠に​気づき、​その​外へ​一歩​踏み出すきっかけに​なればと、​この​Diversity Warming-Up Toolを​つくっています。
どうぞ気軽に、​ブースに​立ち寄り意見を​聞かせてください!​

T​he world we usually see and perceive is only a small part of the whole. In our daily lives, we tend to focus on the people, situations, and values that are most familiar and easiest to imagine.
To truly consider the people we seldom interact with, those we may meet in the future, or those we wish to reach and communicate with, it is important to step beyond these “usual frames of imagination” and take in a wider world where cultures, environments, values, and perspectives intersect.
This Diversity Warming-Up Tool is intended to help you recognize the frames you may be unconsciously shaping, and to encourage you to take that first step beyond them.
We warmly invite you to stop by our booth and share your thoughts with us!

株式会社コンセント
Concent, Inc.
MEMBER
中安 晶​(サービスデザイナー/インクルーシブデザイナー)​

安藤和佳​(コンテンツデザイナー)​
近藤稜子​(サービスデザイナー)​
佐々木未来也​(サービスデザイナー/UX/UIデザイナー)​

多様な世界
ラベルをこえて見えてくる日常 ― 交差性の視点から
Beyond Labels: Rethinking the Everyday through Intersectionality

「女性だから」「男性だから」「文系だから」「理系だから」「Z世代だから」――そんな雑なラベルで語られることに、どこかモヤモヤしたことはありませんか?
「交差性」とは、人種・階級・ジェンダー・セクシュアリティ・国籍・世代・ディスアビリティなど、さまざまな要素が相互に関係し合い、人びとの経験を形づくっているとする考え方です。
本展示では、公共空間・移動・学校・娯楽といった女子大学生の“日常”を入口に、交差性の視点から「ラベルをこえて見えてくる多様な経験」に注目します。
来場者が自身の経験や感覚を重ね合わせ、他者の声と共有することで、自己理解・他者理解を深めていくことをめざす参加型メディア作品です。

実践女子大学ジェンダード・ソーシャルイノベーション研究所&標葉研究室
Social and Gendered Innovations Institute & Shineha Lab., Jissen Women's University
多様な世界
ラベルをこえて見えてくる日常 ― 交差性の視点から
Beyond Labels: Rethinking the Everyday through Intersectionality

「女性だから」「男性だから」「文系だから」「理系だから」「Z世代だから」――そんな雑なラベルで語られることに、どこかモヤモヤしたことはありませんか?
「交差性」とは、人種・階級・ジェンダー・セクシュアリティ・国籍・世代・ディスアビリティなど、さまざまな要素が相互に関係し合い、人びとの経験を形づくっているとする考え方です。
本展示では、公共空間・移動・学校・娯楽といった女子大学生の“日常”を入口に、交差性の視点から「ラベルをこえて見えてくる多様な経験」に注目します。
来場者が自身の経験や感覚を重ね合わせ、他者の声と共有することで、自己理解・他者理解を深めていくことをめざす参加型メディア作品です。

We are often reduced to broad labels: “because you are a woman,” “because you are a man,” “because you study humanities,” “because you study science,” “because you are Gen Z.” Intersectionality highlights how elements such as race, class, gender, sexuality, nationality, generation, and ability and disability intersect to shape experiences. This exhibit takes female university students’ everyday lives—public spaces, commuting, school, and leisure—as an entry point. Visitors are invited to reflect on and share diverse experiences, deepening both self-understanding and mutual understanding.

実践女子大学ジェンダード・ソーシャルイノベーション研究所&標葉研究室
Social and Gendered Innovations Institute & Shineha Lab., Jissen Women's University
MEMBER
標葉靖子(研究所所長)
多様な世界
VRで赤ちゃんの寝かしつけ体験!
Try Putting a Baby to Sleep in VR!

赤ちゃんを抱っこすると、どんな気分になるのかな?

この展示では、VRの世界で赤ちゃんを抱っこして寝かしつける体験ができます。人形を腕に抱きながら、赤ちゃんのぬくもりや心臓の鼓動などを感じてみてください。

普段は赤ちゃんと接する機会があまりない方はもちろん、子育てを経験された方にもご参加いただけます。それぞれの立場から「子育てのひととき」に触れることで、新しい発見や気づきが得られるかもしれません。

ぜひ気軽に立ち寄って、あなたも赤ちゃんとのひとときを体験してみてください!

東京科学大学 中谷研究室 みらいリビングラボ
Mirai Living Lab, Nakatani Laboratory, Institute of Science Tokyo
多様な世界
VRで赤ちゃんの寝かしつけ体験!
Try Putting a Baby to Sleep in VR!

赤ちゃんを抱っこすると、どんな気分になるのかな?

この展示では、VRの世界で赤ちゃんを抱っこして寝かしつける体験ができます。人形を腕に抱きながら、赤ちゃんのぬくもりや心臓の鼓動などを感じてみてください。

普段は赤ちゃんと接する機会があまりない方はもちろん、子育てを経験された方にもご参加いただけます。それぞれの立場から「子育てのひととき」に触れることで、新しい発見や気づきが得られるかもしれません。

ぜひ気軽に立ち寄って、あなたも赤ちゃんとのひとときを体験してみてください!

What does it feel like to hold a baby in your arms?
Step into the world of VR and experience putting a baby to sleep. While holding a baby doll in your arms, you can feel the gentle heartbeat and warmth of a baby.
This experience is open not only to those who rarely spend time with babies, but also to parents who have raised children. From different perspectives, encountering a “moment of parenting” may bring new discoveries and reflections.
We invite you to pause and share a tender, meaningful moment with a baby in this immersive VR experience.

東京科学大学 中谷研究室 みらいリビングラボ
Mirai Living Lab, Nakatani Laboratory, Institute of Science Tokyo
MEMBER
中谷桃子准教授

久松春輝
池上颯馬
宇津木希
田岡祐樹

多様な世界
どっちを選ぶ?選び方の傾向を知ろう
Which will you choose? Discover your choosing habits.

あなたは食べ放題に行ったら、好きな料理だけ食べる? それとも時々ちがう料理も試す? 本展示では、心理学実験の手法を用いた短いアンケートとゲームで、食べ物の好き嫌いに関わる“選び方”を体験・可視化します。2台のスロットから1つ選ぶゲームを繰り返してもらい、ゲーム全体でもらえるポイントができるだけ多くなるように遊んでもらいます。ゲームを通じて、あなたの選び方のくせについて発見・理解する体験を提供します。所要時間は約15〜20分です。未成年の方は保護者同伴でご参加ください。

浜松医科大学子どものこころの発達研究センター・一橋大学 SABB Lab
Research Center for Child Mental Development, Hamamatsu University School of Medicine & SAAB Lab, Hitotsubashi University
多様な世界
どっちを選ぶ?選び方の傾向を知ろう
Which will you choose? Discover your choosing habits.

あなたは食べ放題に行ったら、好きな料理だけ食べる? それとも時々ちがう料理も試す? 本展示では、心理学実験の手法を用いた短いアンケートとゲームで、食べ物の好き嫌いに関わる“選び方”を体験・可視化します。2台のスロットから1つ選ぶゲームを繰り返してもらい、ゲーム全体でもらえるポイントができるだけ多くなるように遊んでもらいます。ゲームを通じて、あなたの選び方のくせについて発見・理解する体験を提供します。所要時間は約15〜20分です。未成年の方は保護者同伴でご参加ください。

At this exhibit, a brief survey and a game based on psychological methods let you experience and visualize your personal way of choosing. You’ll repeatedly select one of two slot machines, aiming to maximize your total points. As you play, you’ll discover and understand your own choice tendencies. Estimated time: 15–20 minutes. Minors must be accompanied by a parent or guardian.

浜松医科大学子どものこころの発達研究センター・一橋大学 SABB Lab
Research Center for Child Mental Development, Hamamatsu University School of Medicine & SAAB Lab, Hitotsubashi University
MEMBER
千住淳(浜松医科大学教授)

石川光彦(一橋大学講師)

多様な世界
文字の世界をカスタマイズ!ディスレクシア体験
Customize the world of letters! Dyslexia Experience

文字の読みやすさは、人によって大きく異なります。ディスレクシア(読字障害)のある人にとっては、文字の大きさや行間、フォントの形が少し変わるだけで「読める/読みにくい」が大きく変わります。ブースでは、来場者が「読みやすい」と感じるレイアウトやフォントを選び、自分に合った読みの形を探す体験ができます。選んだ「あなたのフォントとレイアウト」はおみやげとして持ち帰れます。
この展示は、ディスレクシアの人が日常で感じる「読みやすさのちがい」を、楽しく直感的に体験できる仕組みです。体験を通して、読むことにも人それぞれのスタイルがあることに気づき、多様な脳のあり方を考えてみましょう。

ディスレクシアの社会モデルデザインプロジェクト
Social Model Design Project for Dyslexia
多様な世界
文字の世界をカスタマイズ!ディスレクシア体験
Customize the world of letters! Dyslexia Experience

文字の読みやすさは、人によって大きく異なります。ディスレクシア(読字障害)のある人にとっては、文字の大きさや行間、フォントの形が少し変わるだけで「読める/読みにくい」が大きく変わります。ブースでは、来場者が「読みやすい」と感じるレイアウトやフォントを選び、自分に合った読みの形を探す体験ができます。選んだ「あなたのフォントとレイアウト」はおみやげとして持ち帰れます。
この展示は、ディスレクシアの人が日常で感じる「読みやすさのちがい」を、楽しく直感的に体験できる仕組みです。体験を通して、読むことにも人それぞれのスタイルがあることに気づき、多様な脳のあり方を考えてみましょう。

Reading is experienced differently by each person. For people with dyslexia, even small changes in font, spacing, or size can make text either readable or difficult. At our booth, you can explore layouts and fonts, selecting the ones that feel most comfortable for you. Your chosen “personal font and layout” will be printed on a receipt printer to take home as a souvenir. This exhibition offers a fun and intuitive way to experience the everyday diversity felt by people with dyslexia. Through this activity, we invite you to discover that reading, too, has many different styles and possibilities.

ディスレクシアの社会モデルデザインプロジェクト
Social Model Design Project for Dyslexia
MEMBER
長谷川敦士(株式会社コンセント 代表/武蔵野美術大学インスティテュートオブイノベーション 主任教授)

峯村昇吾(武蔵野美術大学)
小野田ももの(武蔵野美術大学)
東條里咲(武蔵野美術大学)
川邊緋代(武蔵野美術大学)
橋爪明代(株式会社モリサワ)
榛葉眞利子(株式会社モリサワ)
縄田萌(株式会社モリサワ)
高田裕美(株式会社モリサワ)
朱心茹(東京科学大学)
周玉哲(東京科学大学)
石井諒太(東京科学大学)
佐野実生(株式会社コンセント)
中安晶(株式会社コンセント)

多様な世界
VR ポータブル・サイレントルーム
VR Portable Silent Room

神経多様性をもつ人々、特に自閉スペクトラム症(Autism)や注意欠如・多動症(ADHD)のある人々は、社会的圧力や不十分な配慮により、不安、パニック発作、メルトダウン、感情調整の困難をしばしば経験します。これらの課題は、神経学的な違いとジェンダー規範という交差する障壁を乗り越えなければならない神経多様性をもつ女性やノンバイナリーの個人において、特に顕著です。本研究は、感覚過負荷やモーションシックネスの課題に対応しつつ、リラクゼーション能力を高めるための感情調整におけるポータブルな安全空間として、バーチャル・リアリティ(VR)の可能性を探究します。

スキエルス キンガ, 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 Embodied Media project
Skiers Kinga, Keio University Graduate School of Media Design, Embodied Media Project
多様な世界
VR ポータブル・サイレントルーム
VR Portable Silent Room

神経多様性をもつ人々、特に自閉スペクトラム症(Autism)や注意欠如・多動症(ADHD)のある人々は、社会的圧力や不十分な配慮により、不安、パニック発作、メルトダウン、感情調整の困難をしばしば経験します。これらの課題は、神経学的な違いとジェンダー規範という交差する障壁を乗り越えなければならない神経多様性をもつ女性やノンバイナリーの個人において、特に顕著です。本研究は、感覚過負荷やモーションシックネスの課題に対応しつつ、リラクゼーション能力を高めるための感情調整におけるポータブルな安全空間として、バーチャル・リアリティ(VR)の可能性を探究します。

Neurodivergent individuals, particularly those with Autism and Attention Deficit Hyperactivity Disorder (ADHD), frequently experience anxiety, panic attacks, meltdowns, and emotional dysregulation due to societal pressures and inadequate accommodations. These challenges are especially pronounced for neurodivergent women and non-binary individuals navigating intersecting barriers of neurological differences and gender expectations. This research investigates virtual reality (VR) as a portable safe space for emotional regulation, addressing challenges of sensory overload and motion sickness while enhancing relaxation capabilities.

スキエルス キンガ, 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 Embodied Media project
Skiers Kinga, Keio University Graduate School of Media Design, Embodied Media Project
MEMBER
スキエルス キンガ (Skiers Kinga)

Kinga Skierś
Yun Suen Pai
Marina Nakagawa
Kouta Minamizawa
Giulia Barbareschi

多様な世界
普通なんて幻想-人それぞれのコミュニケーション-
Normal is just an illusion: Diversity in Communication

私達は日常的に色んな人とコミュニケーションをしています。あなたのコミュニケーションは「普通」ですか?ところで、「普通」ってなんでしょう?
展示では、VRを使って、あなたの「普通」が「普通」でないかもしれない世界を再現します。
コミュニケーションや人との関わりがどれだけ多様か、普通がいかに幻想かを体験してみてください。「あなた」にとってのコミュニケーションは何か、を考えてみませんか?

JST未来社会創造事業 個人に最適化された社会の実現領域「ニューロダイバーシティ環境下でのコミュニケーション双方向支援」
JST-Mirai Program Society Optimized for Diversity mission area “Bidirectional communication support in neurodiverse environments”
多様な世界
普通なんて幻想-人それぞれのコミュニケーション-
Normal is just an illusion: Diversity in Communication

私達は日常的に色んな人とコミュニケーションをしています。あなたのコミュニケーションは「普通」ですか?ところで、「普通」ってなんでしょう?
展示では、VRを使って、あなたの「普通」が「普通」でないかもしれない世界を再現します。
コミュニケーションや人との関わりがどれだけ多様か、普通がいかに幻想かを体験してみてください。「あなた」にとってのコミュニケーションは何か、を考えてみませんか?

We communicate with many different people in our daily lives.
But is your communication “normal”?
By the way, what does “normal” really mean?
In this exhibit, we use VR to recreate a world where your sense of “normal” communication might not be so “normal.”
Experience how diverse communication and human connection can be—and how the idea of “normal” might just be an illusion.
Take a moment to reflect: what does communication mean to you?

JST未来社会創造事業 個人に最適化された社会の実現領域「ニューロダイバーシティ環境下でのコミュニケーション双方向支援」
JST-Mirai Program Society Optimized for Diversity mission area “Bidirectional communication support in neurodiverse environments”
MEMBER
大須 理英子(早稲田大学 人間科学学術院 教授)

小坂浩隆(福井大学)
満上育久(立命館大学)
村中直人(Neurodiversity at Work代表・CEO)
土屋彩茜(早稲田大学)
高田直樹(早稲田大学)
大村美鶴穂(広島市立大学)

多様な世界
ASD知覚体験シミュレータ
ASD Sensory Experience Simulator

外に出ると眩しかったり、目が痛い。そんな声を聞いたことはありませんか。自閉スペクトラム症(ASD)者の多くは、視覚や聴覚、触覚などに、感覚過敏を抱えています。ここでは、そんな困りごとが体験できる「ASD知覚体験シミュレータ」を紹介します。感覚過敏という主観的体験を定量的に解析することで、いつどのような場所で、どんな感覚過敏が生じるのかが明らかになりました。ASD知覚体験シミュレータを使用することで、ASD者がどのように世界を見て、感じているのか、どうして騒がしい場所が苦手なのか、そして、なぜ相手の気持ちが分かりにくいのかが理解できるようになります。

東京大学認知発達ロボティクス研究室
Cognitive Developmental Robotics Lab, The University of Tokyo
多様な世界
ASD知覚体験シミュレータ
ASD Sensory Experience Simulator

外に出ると眩しかったり、目が痛い。そんな声を聞いたことはありませんか。自閉スペクトラム症(ASD)者の多くは、視覚や聴覚、触覚などに、感覚過敏を抱えています。ここでは、そんな困りごとが体験できる「ASD知覚体験シミュレータ」を紹介します。感覚過敏という主観的体験を定量的に解析することで、いつどのような場所で、どんな感覚過敏が生じるのかが明らかになりました。ASD知覚体験シミュレータを使用することで、ASD者がどのように世界を見て、感じているのか、どうして騒がしい場所が苦手なのか、そして、なぜ相手の気持ちが分かりにくいのかが理解できるようになります。

Have you ever heard someone say that it is too bright or their eyes hurt when they go outside? Many people with Autism Spectrum Disorder (ASD) experience sensory hypersensitivity in vision, hearing, or touch. Here, we demonstrate the “ASD Sensory Experience Simulator.” By quantitatively analyzing these subjective experiences, we can understand when and where sensory hypersensitivity occurs. This ASD Sensory Experience Simulator enables us to understand how people with ASD perceive the world, why noisy places are challenging, and why it is hard for them to understand others’ mind.

東京大学認知発達ロボティクス研究室
Cognitive Developmental Robotics Lab, The University of Tokyo
MEMBER
長井 志江(東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構 特任教授)

エルブエラ ヴォンラルフディンマルケズ(東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構 特任助教)
ジェンブリン ジュリエン(東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構 学術専門職員)

多様な世界
触力検査

触覚は、私たちがモノの形や素材感、熱さや冷たさ、痛みを感じるために重要な感覚です。触覚の鋭敏さを測定し、個々の触覚特性を理解することを目的とした触力検査では、触覚が敏感すぎる人や感じにくい人の状態や特性を把握できます。これにより、生活をより快適にするためのサポートが考えられるようになります。たとえば、視力検査が目の状態を知り、適切な眼鏡や対処法を見つける手助けをするのと同様に、触力検査も触覚の状態に応じた適切な対策を見つける手助けをしてくれます。触力検査に参加して、自分の触覚について知ってみましょう!

B Lab +名古屋工業大学ハプティクス研究室/稲盛科学研究機構+慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 Embodied Media Project + 株式会社NTTドコモ
多様な世界
触力検査

触覚は、私たちがモノの形や素材感、熱さや冷たさ、痛みを感じるために重要な感覚です。触覚の鋭敏さを測定し、個々の触覚特性を理解することを目的とした触力検査では、触覚が敏感すぎる人や感じにくい人の状態や特性を把握できます。これにより、生活をより快適にするためのサポートが考えられるようになります。たとえば、視力検査が目の状態を知り、適切な眼鏡や対処法を見つける手助けをするのと同様に、触力検査も触覚の状態に応じた適切な対策を見つける手助けをしてくれます。触力検査に参加して、自分の触覚について知ってみましょう!

B Lab +名古屋工業大学ハプティクス研究室/稲盛科学研究機構+慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 Embodied Media Project + 株式会社NTTドコモ
MEMBER
多様な世界
おばあちゃんと一緒
Living with Grandma

「認知症のおばあちゃんとの生活」の場面を、AIエージェントとの対話を通じて体験できます。困った状況に直面したとき、どのように振る舞えばよいのかを模擬的に学ぶことができます。体験を通じて、対応力や共感力、介護に関する知識を身につけます。

東京工芸大学・人間共生システム研究室
Human Simbiosis Systems Laboratory, Tokyo Polytechnic University
多様な世界
おばあちゃんと一緒
Living with Grandma

「認知症のおばあちゃんとの生活」の場面を、AIエージェントとの対話を通じて体験できます。困った状況に直面したとき、どのように振る舞えばよいのかを模擬的に学ぶことができます。体験を通じて、対応力や共感力、介護に関する知識を身につけます。

You can experience scenes from “Life with a Grandmother with Dementia” through interactive dialogue with an AI agent. By facing simulated difficult situations, you can learn how to respond and behave. Through this experience, you will develop empathy, adaptability, and practical knowledge about caregiving.

東京工芸大学・人間共生システム研究室
Human Simbiosis Systems Laboratory, Tokyo Polytechnic University
MEMBER
片上大輔 東京工芸大学工学部工学科(教授)

宮本友樹 電気通信大学(助教)
宇野愛華 東京工芸大学
田中恵人 東京工芸大学
三須遼介 東京工芸大学

多様な世界
面接シミュレーション
Job Interview Simulation

「就職面接」の場面を、AIエージェント面接官との対話を通じて体験できます。緊張する状況の中で、自己紹介や自己アピールをどのように行うかを模擬的に練習することができます。体験を通じて、面接対応力や表現力、自信を高めることを目指します。

東京工芸大学・人間共生システム研究室
Human Simbiosis Systems Laboratory, Tokyo Polytechnic University
多様な世界
面接シミュレーション
Job Interview Simulation

「就職面接」の場面を、AIエージェント面接官との対話を通じて体験できます。緊張する状況の中で、自己紹介や自己アピールをどのように行うかを模擬的に練習することができます。体験を通じて、面接対応力や表現力、自信を高めることを目指します。

You can experience a “Job Interview” scene by interacting with an AI agent acting as an interviewer. In a simulated setting, you can practice how to introduce yourself and present your strengths, even in a slightly tense situation. Through this experience, you will become more familiar with the interview atmosphere while building communication skills, self-expression, and confidence.

東京工芸大学・人間共生システム研究室
Human Simbiosis Systems Laboratory, Tokyo Polytechnic University
MEMBER
片上大輔 東京工芸大学工学部工学科(教授)

宮本友樹 電気通信大学(助教)
宇野愛華 東京工芸大学
田中恵人 東京工芸大学
三須遼介 東京工芸大学

多様な世界
「温もり」ある触感伝送
"Transmission system of “warmth” "

人と人とのコミュニケーションにおいて、触れ合いは信頼感を高め、安心感を得るために重要な役割を果たします。近年では、触感を伝える遠隔コミュニケーション技術も実現しつつありますが、現状では主に振動の感覚が伝送されています。本システムでは、ビデオ会議において人の肌の温もりや質感、場の臨場感などを伝えるために、振動だけでなく温度情報も音声信号に変換して伝送します。この技術の発展により、遠くに住む家族と触れ合いながら会話したり、オンラインショッピングで製品の触り心地を確認してから購入したりといった、新しい生活様式が可能になります。

奈良女子大学 佐藤研究室
Sato Lab., Nara Women’s University
多様な世界
「温もり」ある触感伝送
"Transmission system of “warmth” "

人と人とのコミュニケーションにおいて、触れ合いは信頼感を高め、安心感を得るために重要な役割を果たします。近年では、触感を伝える遠隔コミュニケーション技術も実現しつつありますが、現状では主に振動の感覚が伝送されています。本システムでは、ビデオ会議において人の肌の温もりや質感、場の臨場感などを伝えるために、振動だけでなく温度情報も音声信号に変換して伝送します。この技術の発展により、遠くに住む家族と触れ合いながら会話したり、オンラインショッピングで製品の触り心地を確認してから購入したりといった、新しい生活様式が可能になります。

①In human communication, physical contact plays a vital role in building trust and providing a sense of security. While remote communication technologies capable of conveying haptic sensations have been developed in recent years, current systems primarily transmit the sensation of vibration. This system converts not only vibration but also temperature information into audio signals for transmission during video conferences, enabling the conveyance of human skin warmth, texture, and the immersive feel of a space. Advancements in this technology enable new lifestyles, such as staying connected with family members living far away and experiencing products through online shopping.

奈良女子大学 佐藤研究室
Sato Lab., Nara Women’s University
MEMBER
佐藤克成(准教授)
多様な世界
生理痛VR体験
Virtual experience of menstrual cramps

女性の生理に伴う症状には、腹痛、経血、憂うつ感などさまざまなものがあり、個人差も大きいです。そのため、周囲の理解を得られにくいことが課題となっています。このシステムでは、子宮筋の過剰な収縮によって生じる生理痛を、EMS(Electrical Muscle Stimulation:電気筋肉刺激)によって腹筋を収縮させることで再現します。これにより、言語化や定量化が難しい生理に伴うつらさへの理解を深める一助となります。現在、このシステムを活用した研修事業が展開されており、他者が抱える痛みやつらさを理解するきっかけとして注目されています(大阪ヒートクール株式会社、株式会社リンケージ)。

奈良女子大学 佐藤研究室
Sato Lab., Nara Women’s University
多様な世界
生理痛VR体験
Virtual experience of menstrual cramps

女性の生理に伴う症状には、腹痛、経血、憂うつ感などさまざまなものがあり、個人差も大きいです。そのため、周囲の理解を得られにくいことが課題となっています。このシステムでは、子宮筋の過剰な収縮によって生じる生理痛を、EMS(Electrical Muscle Stimulation:電気筋肉刺激)によって腹筋を収縮させることで再現します。これにより、言語化や定量化が難しい生理に伴うつらさへの理解を深める一助となります。現在、このシステムを活用した研修事業が展開されており、他者が抱える痛みやつらさを理解するきっかけとして注目されています(大阪ヒートクール株式会社、株式会社リンケージ)。

Symptoms associated with women’s menstrual cycles vary widely, including abdominal pain, menstrual bleeding, and feelings of depression, with significant individual differences. Consequently, gaining understanding from others remains a challenge. This system replicates menstrual cramps caused by excessive uterine muscle contractions by using EMS (Electrical Muscle Stimulation) to contract the abdominal muscles. This helps deepen understanding of the discomfort associated with menstruation, which is often difficult to verbalize or quantify. Currently, training programs utilizing this system are gaining attention as a way to help people understand the pain and discomfort others experience (Osaka Heat Cool Co., Ltd., Linkage Co., Ltd.).

奈良女子大学 佐藤研究室
Sato Lab., Nara Women’s University
MEMBER
佐藤克成(准教授)
多様な世界
しょっかんテック ~ 食感/触感を変える
Shokkan Tech ~ Altering Food Texture and Tactile Sensation

私たちが研究を進めているユニークなインタフェース技術「しょっかんテック」について、以下の2種類のデモ展示を行います。
・食感を変えて食事の楽しみを拡張するための音のインタフェース
・触感を変えて身体の不思議を探求するための電気のインタフェース
装着型デバイスを使用して「食べる」または「触れる」際の食感や触感を変化させる技術を体験してみてください。また、しょっかんを回答して、みんなとの感じ方の違いを見てみましょう。

大阪大学 人間支援工学領域(井野・吉元研究室)
Quality of Life Technology (Ino & Yoshimoto Lab.), The University of Osaka
多様な世界
しょっかんテック ~ 食感/触感を変える
Shokkan Tech ~ Altering Food Texture and Tactile Sensation

私たちが研究を進めているユニークなインタフェース技術「しょっかんテック」について、以下の2種類のデモ展示を行います。
・食感を変えて食事の楽しみを拡張するための音のインタフェース
・触感を変えて身体の不思議を探求するための電気のインタフェース
装着型デバイスを使用して「食べる」または「触れる」際の食感や触感を変化させる技術を体験してみてください。また、しょっかんを回答して、みんなとの感じ方の違いを見てみましょう。

We will present two types of demo exhibitions featuring our unique interface technology, “Shokkan Tech”:
– A sound-based interface that alters food texture to enhance the enjoyment of meals.
– An electricity-based interface that modifies tactile sensations to explore the mysteries of the human body.
In the actual experience, you will use wearable devices that change the texture of “eating” or the tactile feeling of “touching.”

大阪大学 人間支援工学領域(井野・吉元研究室)
Quality of Life Technology (Ino & Yoshimoto Lab.), The University of Osaka
MEMBER
吉元俊輔・大阪大学大学院工学研究科 准教授

吉元俊輔,井野 秀一,大原広暉,池田雅文,平山隼,井上峻希,守安拓登,瀧本一翔(大阪大学)
有海 亜美,安在 絵美(奈良女子大学)

多様な世界
空間情報操作による他者体験VR 〜半側空間無視・認知症の記憶障害〜
VR System for Experiencing Others Through Spatial Information Manipulation: Unilateral Spatial Neglect and Memory Impairment in Dementia

VRは他者のあたりまえを自分ごととして体験可能にする技術です.本展示では,空間情報の操作により他者の認知機能を疑似体験できるVRシステムを2種類用意しました.1つめの対象は半側空間無視です.半側空間無視では,空間や物体の主に左半分が認識困難となります.視界の片側情報削減・頭部運動誘導・空間音響操作により症状を表現し,モグラ叩きゲームを通して体験します.2つめの対象は,アルツハイマー型認知症における記憶障害です.インスタントコーヒーを淹れるVR体験中に,周囲のVR環境を恣意的に操作して自身の記憶と周辺環境との相違を発生させることで,行動の記憶が完全に欠落するという特徴を表現します.

関西学院大学 井村研究室
Imura Laboratory, Kwansei Gakuin University
多様な世界
空間情報操作による他者体験VR 〜半側空間無視・認知症の記憶障害〜
VR System for Experiencing Others Through Spatial Information Manipulation: Unilateral Spatial Neglect and Memory Impairment in Dementia

VRは他者のあたりまえを自分ごととして体験可能にする技術です.本展示では,空間情報の操作により他者の認知機能を疑似体験できるVRシステムを2種類用意しました.1つめの対象は半側空間無視です.半側空間無視では,空間や物体の主に左半分が認識困難となります.視界の片側情報削減・頭部運動誘導・空間音響操作により症状を表現し,モグラ叩きゲームを通して体験します.2つめの対象は,アルツハイマー型認知症における記憶障害です.インスタントコーヒーを淹れるVR体験中に,周囲のVR環境を恣意的に操作して自身の記憶と周辺環境との相違を発生させることで,行動の記憶が完全に欠落するという特徴を表現します.

VR is a technology that enables users to experience others’ everyday realities as their own. This exhibition features two VR systems that allow users to simulate others’ cognitive functions through spatial information manipulation. The first system simulates unilateral spatial neglect by reducing visual information on one side, inducing head movements, and manipulating spatial sound. Users can experience this through a whack-a-mole game. The second system targets memory impairment in Alzheimer’s disease. During a VR experience of making instant coffee, the surrounding VR environment is manipulated to create differences between the user’s memory and the surroundings.

関西学院大学 井村研究室
Imura Laboratory, Kwansei Gakuin University
MEMBER
井村 誠孝 (関西学院大学 工学部 教授)

長谷 柾彦

多様な世界
触覚と香りで体感する3次元コンテンツ
3D Content with a Sense of Haptics and Scent

未来のコンテンツのコンセプトとして、3Dディスプレーと触覚・香りディスプレーにより、コンテンツが感覚的に広がる体験を紹介します。さまざまな感覚でインタラクティブに楽しめる3Dコンテンツをご体験ください。

NHK放送技術研究所
NHK Science & Technology Research Laboratories
多様な世界
触覚と香りで体感する3次元コンテンツ
3D Content with a Sense of Haptics and Scent

未来のコンテンツのコンセプトとして、3Dディスプレーと触覚・香りディスプレーにより、コンテンツが感覚的に広がる体験を紹介します。さまざまな感覚でインタラクティブに楽しめる3Dコンテンツをご体験ください。

As a concept for future content, NHK STRL is introducing the image of content that expands spatially and sensorily through 3D displays and haptics/scent displays. You can experience 3D content that will become possible to be enjoyed interactively with various senses.

NHK放送技術研究所
NHK Science & Technology Research Laboratories
MEMBER
半田拓也(空間表現メディア研究部副部長)

小峯一晃、東 真希子、界 瑛宏、水谷 沙耶、澤畠康仁

多様な世界
見えない匂いを探す匂い追跡ドローン
Drone that follows invisible odors

私たちの周りには、見えないけれど確かに存在する「匂い」がたくさんあります。本展示では、昆虫の触角が持つ優れた嗅覚能力を活かし、匂いを感じ取って電気信号に変換し、センサやロボットに応用する最新の研究を紹介します。中でも注目は、カイコガの触角と小型ドローンを融合した「匂い追跡ドローン(バイオハイブリッドドローン)」です。来場者は、ドローンが匂いの発生源を探し当てる仕組みを体験的に学ぶことができ、災害救助や安全管理など社会に役立つ応用の姿をイメージできます。見えない世界を切り拓くテクノロジーと、生き物と機械が協働する未来像をぜひ体感してください。

信州大学照月研究室 / 生命駆動型共創ロボティクス研究拠点
Terutsuki Laboratory, Shinshu University / Bio-driven Emergent Robotics Initiative, Shinshu University
多様な世界
見えない匂いを探す匂い追跡ドローン
Drone that follows invisible odors

私たちの周りには、見えないけれど確かに存在する「匂い」がたくさんあります。本展示では、昆虫の触角が持つ優れた嗅覚能力を活かし、匂いを感じ取って電気信号に変換し、センサやロボットに応用する最新の研究を紹介します。中でも注目は、カイコガの触角と小型ドローンを融合した「匂い追跡ドローン(バイオハイブリッドドローン)」です。来場者は、ドローンが匂いの発生源を探し当てる仕組みを体験的に学ぶことができ、災害救助や安全管理など社会に役立つ応用の姿をイメージできます。見えない世界を切り拓くテクノロジーと、生き物と機械が協働する未来像をぜひ体感してください。

Around us are countless invisible odors that shape our daily lives. This exhibition introduces cutting-edge research that harnesses the extraordinary sense of smell found in insect antennae, converting odors into electrical signals for use in sensors and robots. A highlight is the “odor-detecting drone,” a bio-hybrid system that combines silkworm moth antennae with a small drone. Visitors can experience how the drone detects and follows odor sources, and imagine its future applications in disaster rescue and safety management. Discover technologies that explore the unseen world and envision a future where living organisms and machines work together.

信州大学照月研究室 / 生命駆動型共創ロボティクス研究拠点
Terutsuki Laboratory, Shinshu University / Bio-driven Emergent Robotics Initiative, Shinshu University
MEMBER
照月大悟(信州大学繊維学部准教授)
多様な世界
視覚障害者と晴眼者の身体動作を翻訳するロボット
A robot that translates the bodily actions of sighted and blind people

視覚障害者と晴眼者のコミュニケーションを支援するロボットの体験展示です。
視覚障害者と晴眼者では、コミュニケーションにおいて顔の向きや視線といった身体的な手がかりの使い方が異なり、時には理解に齟齬が生まれます。
この展示では、そうした身体表現の違いを補完して伝達するロボットを通じて、視覚障害者と晴眼者の両方の立場を体験し、ロボットがどのように両者の橋渡しをするかを理解していただけます。

東京大学 葛岡・鳴海・谷川研究室
Cyber Interface Lab., The University of Tokyo
多様な世界
視覚障害者と晴眼者の身体動作を翻訳するロボット
A robot that translates the bodily actions of sighted and blind people

視覚障害者と晴眼者のコミュニケーションを支援するロボットの体験展示です。
視覚障害者と晴眼者では、コミュニケーションにおいて顔の向きや視線といった身体的な手がかりの使い方が異なり、時には理解に齟齬が生まれます。
この展示では、そうした身体表現の違いを補完して伝達するロボットを通じて、視覚障害者と晴眼者の両方の立場を体験し、ロボットがどのように両者の橋渡しをするかを理解していただけます。

This is an interactive exhibition featuring a robot that facilitates communication between people with visual impairments and those with sight.
In communication, the two groups use physical cues such as head orientation and gaze differently, which can sometimes lead to misunderstandings.
Through this exhibition, visitors can experience both perspectives—those of visually impaired and sighted individuals—via a robot that complements and conveys such differences in bodily expressions, thereby helping to understand how the robot bridges the two sides.

東京大学 葛岡・鳴海・谷川研究室
Cyber Interface Lab., The University of Tokyo
MEMBER
横井総太朗(プロジェクトリーダ)

鳴海拓志
畑田裕二

多様な世界
ドキドキが動く!抱きしめデバイス
Hug a plushie that moves with your heartbeat and discover your hidden stress through rhythm

ぎゅっ!とハグすると…ぬいぐるみがあなたのドキドキにあわせて動き出す!自分の心拍がそのまま伝わる不思議な体験を通じて、ふだん気づかないストレスや気持ちのゆらぎが“見える化”できます。
大人も子どもも、楽しく自分のこころとからだに向き合える新感覚ワークです。

WiTH PAiN
WiTH PAiN
多様な世界
ドキドキが動く!抱きしめデバイス
Hug a plushie that moves with your heartbeat and discover your hidden stress through rhythm

ぎゅっ!とハグすると…ぬいぐるみがあなたのドキドキにあわせて動き出す!自分の心拍がそのまま伝わる不思議な体験を通じて、ふだん気づかないストレスや気持ちのゆらぎが“見える化”できます。
大人も子どもも、楽しく自分のこころとからだに向き合える新感覚ワークです。

Hug a plushie that moves with your heartbeat and discover your hidden stress through rhythm.

WiTH PAiN
WiTH PAiN
MEMBER

徐 依帆(デジタルハリウッド大学大学院 院生)
清野 晶子(㈱電通クリエーティブプロデューサー)
藤井 直敬(デジタルハリウッド大学大学院卓越教授 兼 学長補佐/株式会社ハコスコ取締役CTO)

多様な世界
痛みがみえる!ペインカードWS
Making Invisible Pain Visible: Pain Card Workshop

「ぶよぶよ」「むずむず」「いらいら」
その感覚、実は “痛み” かも?
かわいいキャラクターカードを使って、
自分の「いや~な感覚」を選んで伝えたり、
相手の痛みを想像できるようになる大人気ワークショップ。
からだとこころの痛みを診る “みおしん先生”といっしょに、
痛みの正体をたのしく学びましょう!

WiTH PAiN
WiTH PAiN
多様な世界
痛みがみえる!ペインカードWS
Making Invisible Pain Visible: Pain Card Workshop

「ぶよぶよ」「むずむず」「いらいら」
その感覚、実は “痛み” かも?
かわいいキャラクターカードを使って、
自分の「いや~な感覚」を選んで伝えたり、
相手の痛みを想像できるようになる大人気ワークショップ。
からだとこころの痛みを診る “みおしん先生”といっしょに、
痛みの正体をたのしく学びましょう!

A fun workshop using cute cards like ‘Zuki-zuki’ and ‘Gabuuu’ to express and understand pain!

WiTH PAiN
WiTH PAiN
MEMBER
みおしん(ペインクリニック・心療内科医YouTuber)

徐 依帆(デジタルハリウッド大学大学院 院生)
清野 晶子(㈱電通クリエーティブプロデューサー)
藤井 直敬(デジタルハリウッド大学大学院卓越教授 兼 学長補佐/株式会社ハコスコ取締役CTO)

多様な世界
甘い形と苦い形 ー風味の視覚化ー
Does the Form look Sweet or Bitter? -Flavor Visualization-

味覚や視覚は全く違う感覚ですが、私たちは食べ物の風味にも視覚的な形態にも共通の印象を感じることがあります。その印象を通じて、味嗅覚で感じる食品の印象を抽象的な形で表現できるし、感じ取ることもできます。しかし、同じ食品でも全く違う味になってしまったら、印象も変わってしまうのでしょうか?実際に体験してみましょう!

立命館大学 多感覚・認知デザイン研究室
Multisensory Cognitive Design Laboratory Ritsumeikan University
多様な世界
甘い形と苦い形 ー風味の視覚化ー
Does the Form look Sweet or Bitter? -Flavor Visualization-

味覚や視覚は全く違う感覚ですが、私たちは食べ物の風味にも視覚的な形態にも共通の印象を感じることがあります。その印象を通じて、味嗅覚で感じる食品の印象を抽象的な形で表現できるし、感じ取ることもできます。しかし、同じ食品でも全く違う味になってしまったら、印象も変わってしまうのでしょうか?実際に体験してみましょう!

Gastation and vision are completely different senses, whereas we can feel a common impression both in flavor and visual form. If this is the case, visual form can express flavor by medium of impression. BTW, if the identical food tastes completely different, does that change our impressions of the food? Let’s try it!

立命館大学 多感覚・認知デザイン研究室
Multisensory Cognitive Design Laboratory Ritsumeikan University
MEMBER
和田有史(立命館大学 教授)
多様な世界
触るって、人それぞれ
We all feel touch in our own way

私たちは日常的にさまざまなモノに触れています。触れるだけで、その手触りや温度、硬さなど多くの情報を触覚を通して感じ取ります。同じモノを触っても、感じ方は人それぞれ。指紋が異なるように、肌の柔らかさや指の大きさも違います。それに伴って「自然ななぞり」ではモノの触り方や指先に生じる振動、力の入れ方も一人ひとり異なります。あなたの「触覚の個性」を、グラフで見たり体感で確かめてみませんか? 今回のデモでは、マジックテープのざらざら面とふわふわ面をなぞる際の違いから、触覚の個性を可視化し、一人ひとりの感じ方の違いを体験できます。

名古屋工業大学
Nagoya Institute of Technology
多様な世界
触るって、人それぞれ
We all feel touch in our own way

私たちは日常的にさまざまなモノに触れています。触れるだけで、その手触りや温度、硬さなど多くの情報を触覚を通して感じ取ります。同じモノを触っても、感じ方は人それぞれ。指紋が異なるように、肌の柔らかさや指の大きさも違います。それに伴って「自然ななぞり」ではモノの触り方や指先に生じる振動、力の入れ方も一人ひとり異なります。あなたの「触覚の個性」を、グラフで見たり体感で確かめてみませんか? 今回のデモでは、マジックテープのざらざら面とふわふわ面をなぞる際の違いから、触覚の個性を可視化し、一人ひとりの感じ方の違いを体験できます。

We touch countless things every day. Through our sense of touch, we perceive texture, temperature, and hardness. Even when we touch the same objects, our sensations differ from person to person. Like fingerprints, each of us has unique skin softness, finger size, ways of touching objects, and how much force we use for exploration — creating distinct vibration patterns at our fingertips. What does your “touch” look like? In this demonstration, you can experience and visualize a partial of your “touch” by tracing the rough and soft sides of Velcro.

名古屋工業大学
Nagoya Institute of Technology
MEMBER
田中由浩(名古屋工業大学教授/InaRISフェロー)

久原 拓巳
井上 雄斗
栗本 佳歩

多様な世界
スライドリフト
SlideRift

電動アシストにより全方向移動及びドリフト運動が可能な車椅子型身体拡張器具を用いて、下肢の身体的多様性を問わず新たな運動能力を楽しむことが可能なレース競技を実施します。

AXEREAL株式会社・超人スポーツプロジェクト
AXEREAL,inc. / Superhuman Sports Project
多様な世界
スライドリフト
SlideRift

電動アシストにより全方向移動及びドリフト運動が可能な車椅子型身体拡張器具を用いて、下肢の身体的多様性を問わず新たな運動能力を楽しむことが可能なレース競技を実施します。

Using a wheelchair-type body extension device equipped with electric assist that allows omnidirectional movement and drifting, we will conduct a racing competition where participants can enjoy new athletic abilities regardless of lower limb physical diversity.

AXEREAL株式会社・超人スポーツプロジェクト
AXEREAL,inc. / Superhuman Sports Project
MEMBER
安藤良一(AXEREAL株式会社代表取締役 超人スポーツプロジェクト事務局長)
多様な世界
スパコンで脳のデジタルコピーを作る
Creating a digital replica of the brain on a supercomputer

ヒトの脳は、約860億個のニューロンと呼ばれる神経細胞が複雑に繋がりあったネットワークです。1個のニューロンのことは式で書くことができ、コンピュータを使うとその式を解くことができます。全てのニューロンの式をプログラムして、スーパーコンピュータ(スパコン)を使って計算することで、ヒトの脳の活動をスパコン上で再現できるはずです。つまり脳のデジタルコピーを作ることが可能になります。文部科学省「『富岳』成果創出加速プログラム」と日本医療研究開発機構「脳神経科学統合プログラム」での私たちの取り組みを紹介します。

電気通信大学
The University of Electro-Communications
多様な世界
スパコンで脳のデジタルコピーを作る
Creating a digital replica of the brain on a supercomputer

ヒトの脳は、約860億個のニューロンと呼ばれる神経細胞が複雑に繋がりあったネットワークです。1個のニューロンのことは式で書くことができ、コンピュータを使うとその式を解くことができます。全てのニューロンの式をプログラムして、スーパーコンピュータ(スパコン)を使って計算することで、ヒトの脳の活動をスパコン上で再現できるはずです。つまり脳のデジタルコピーを作ることが可能になります。文部科学省「『富岳』成果創出加速プログラム」と日本医療研究開発機構「脳神経科学統合プログラム」での私たちの取り組みを紹介します。

The human brain consists of about 86 billion neurons intricately connected into a vast network. The behavior of each neuron can be described by mathematical equations, which computers can solve numerically. By programming the equations of all neurons and simulating them on a supercomputer, we can reproduce brain activity digitally, effectively creating a digital replica of the brain. We present our work conducted under MEXT Program for Promoting Researches on the Supercomputer Fugaku and AMED Brain/MINDS 2.0.

電気通信大学
The University of Electro-Communications
MEMBER
山﨑匡・電気通信大学 大学院情報理工学研究科(准教授)
多様な世界
さわる地図の世界
The World of Tactile Maps

さわる地図(触地図)とは、視覚障害者がさわって読み取る地図のことです。道路や建物などを浮き出してあり、これらをさわって経路などを知ります。道路地図だけでなく、駅や建物の中の案内図、地域の形が分かる地図、鉄道の路線図、世界地図など、様々な種類があります。新潟大学の渡辺研究室では、さわる地図を簡単に作れるアプリを開発したり、2010年からは視覚障害者のニーズに応じてさわる地図を作成・提供するサービスを行ったりしてきました。会場では、これらの地図をさわったり、作ってみたりして、さわる地図の世界に文字通り触れてみてください。

新潟大学 工学部 渡辺研究室
Watanabe Lab, Faculty of Engineering, Niigata University
多様な世界
さわる地図の世界
The World of Tactile Maps

さわる地図(触地図)とは、視覚障害者がさわって読み取る地図のことです。道路や建物などを浮き出してあり、これらをさわって経路などを知ります。道路地図だけでなく、駅や建物の中の案内図、地域の形が分かる地図、鉄道の路線図、世界地図など、様々な種類があります。新潟大学の渡辺研究室では、さわる地図を簡単に作れるアプリを開発したり、2010年からは視覚障害者のニーズに応じてさわる地図を作成・提供するサービスを行ったりしてきました。会場では、これらの地図をさわったり、作ってみたりして、さわる地図の世界に文字通り触れてみてください。

For blind and visually impaired people, “tactile maps” that can be read by touch are used. In these maps, roads, buildings, and other features are raised, allowing the users to touch them. Besides road maps, there are various types of tactile maps such as station and building floor plans, city boundary maps, railway route maps, and world maps. We have developed tactile map creation apps and, since 2010, have provided a tactile map creating service. At the venue, you can touch these maps, try making one by yourself, and literally get a feel for the world of tactile maps.

新潟大学 工学部 渡辺研究室
Watanabe Lab, Faculty of Engineering, Niigata University
MEMBER
渡辺哲也(研究室主宰)
多様な世界
いつも見ている世界に、もうひとつの世界をひろげよう!
Enter a new world on top of the one you always see!

もし、いつも見ている世界に “もうひとつのふしぎな世界” をかさねられたら、どんなことができると思う? XR(クロスリアリティ)は、ほんものの世界とバーチャルの世界を合わせて、まるで魔法みたいな体験を生みだす技術なんだ。この展示では、ゴーグルをつけた人が、ほんものの世界にバーチャルをプラスした体験ができるだけじゃなく、ゴーグルをつけていない人もパソコンから同じ世界をいっしょに見たり、動かしたりできるんだ。バーチャルの立体をつかんでみたり、ぐるっと回したり、大きさを自由に変えたりすることもできるよ。さあ、きみも “もうひとつの世界” へとびこんでみよう!

国立研究開発法人情報通信研究機構 未来ICT研究所脳情報通信融合研究センター
National Institute of Information and Communications Technology (NICT) Advanced ICT Research Institute, Center for Information and Neural Networks (CiNet)
多様な世界
いつも見ている世界に、もうひとつの世界をひろげよう!
Enter a new world on top of the one you always see!

もし、いつも見ている世界に “もうひとつのふしぎな世界” をかさねられたら、どんなことができると思う? XR(クロスリアリティ)は、ほんものの世界とバーチャルの世界を合わせて、まるで魔法みたいな体験を生みだす技術なんだ。この展示では、ゴーグルをつけた人が、ほんものの世界にバーチャルをプラスした体験ができるだけじゃなく、ゴーグルをつけていない人もパソコンから同じ世界をいっしょに見たり、動かしたりできるんだ。バーチャルの立体をつかんでみたり、ぐるっと回したり、大きさを自由に変えたりすることもできるよ。さあ、きみも “もうひとつの世界” へとびこんでみよう!

Imagine if you could put another mysterious world on top of the one you always see — what could you do? XR (Cross Reality) is like magic—it mixes the real world with the virtual world to create amazing new experiences. In this exhibition, people wearing goggles can explore a world where the real and the virtual come together. But even if you don’t wear goggles, you can still join in! You can watch the same XR world on a computer, and even move things around together. You can pick up virtual 3D objects, spin them around, or change their size however you like. So come on—jump into “another world” and find out what you can do!

国立研究開発法人情報通信研究機構 未来ICT研究所脳情報通信融合研究センター
National Institute of Information and Communications Technology (NICT) Advanced ICT Research Institute, Center for Information and Neural Networks (CiNet)
MEMBER
北澤 茂(国立研究開発法人情報通信研究機構 未来ICT研究所 脳情報通信融合研究センター 研究センター長)

西堤 優(国立研究開発法人情報通信研究機構 未来ICT研究所脳情報通信融合研究センター)
井原 章之(国立研究開発法人情報通信研究機構 未来ICT研究所脳情報通信融合研究センター)

多様な世界
脳が共鳴する表情増幅アバター
Facial-Expression-Enhanced Avatar: Synchronizing Brains

当研究室では,バーチャルリアリティ空間でのコミュニケーションをより豊かなものにするため「表情増幅アバター」を作成しました。これは,ユーザーの気持ちや考えがより相手に伝わるように,表情を増幅して反映するアバターです。私たちは実験により,互いにこのアバターを使用してコミュニケーションをした二人は,相手のことをより好ましく感じ,脳活動が同期することを確認しました。会場では表情無し・表情あり・表情増幅アバターの3種類を使用して,コミュニケーションの印象がどう変化するのかを体験して頂けます。私たちは,このアバターによって,話すことが苦手な人もよりよいコミュニケーションが行えるようになると期待しています。

明治大学
Meiji University
多様な世界
脳が共鳴する表情増幅アバター
Facial-Expression-Enhanced Avatar: Synchronizing Brains

当研究室では,バーチャルリアリティ空間でのコミュニケーションをより豊かなものにするため「表情増幅アバター」を作成しました。これは,ユーザーの気持ちや考えがより相手に伝わるように,表情を増幅して反映するアバターです。私たちは実験により,互いにこのアバターを使用してコミュニケーションをした二人は,相手のことをより好ましく感じ,脳活動が同期することを確認しました。会場では表情無し・表情あり・表情増幅アバターの3種類を使用して,コミュニケーションの印象がどう変化するのかを体験して頂けます。私たちは,このアバターによって,話すことが苦手な人もよりよいコミュニケーションが行えるようになると期待しています。

Our lab has created a “facial-expression-enhanced avatar” to make communication in virtual reality more engaging. This avatar enhances your facial expressions, helping your thoughts and feelings come across more clearly to others. In our experiments, two people communicating with this avatar felt more positive toward each other and showed synchronized brain activity. At the event, you can try three avatars—without facial expressions, with natural facial expressions, and with enhanced facial expressions—to see how the impressions of communication change. We hope this avatar will help everyone, including those who find speaking difficult, enjoy better communication.

明治大学
Meiji University
MEMBER
嶋田総太郎(教授)
多様な世界
「これならきっとできる!」の気持ちを後押しするVR体験システム
VR Experience System to Boost the Feeling of ‘Yes, I Can Do It!’

「自分には無理だ」「できそうにない」と思うよりも、「自分ならきっとできる!」と思える方が、気持ちも前向きになります。 この「きっとできる!」という感覚は、心理学では「自己効力感」と呼ばれ、体験や周りからの刺激によって高まることが知られています。
今回のVR体験では、ボール投げなどの簡単なエクササイズに挑戦していただきます。
状況に応じて難易度が変わるので、成功体験を重ねるうちに「できる!」という気持ちが強くなるかもしれません。 あなた自身の「きっとできる!」感覚が高まるかどうか、ぜひ体験してみてください。

玉川大学 脳科学研究所
Brain Science Institute, Tamagawa University
多様な世界
「これならきっとできる!」の気持ちを後押しするVR体験システム
VR Experience System to Boost the Feeling of ‘Yes, I Can Do It!’

「自分には無理だ」「できそうにない」と思うよりも、「自分ならきっとできる!」と思える方が、気持ちも前向きになります。 この「きっとできる!」という感覚は、心理学では「自己効力感」と呼ばれ、体験や周りからの刺激によって高まることが知られています。
今回のVR体験では、ボール投げなどの簡単なエクササイズに挑戦していただきます。
状況に応じて難易度が変わるので、成功体験を重ねるうちに「できる!」という気持ちが強くなるかもしれません。 あなた自身の「きっとできる!」感覚が高まるかどうか、ぜひ体験してみてください。

It feels much better to think “I can do it!” than to feel “This is impossible for me.” In psychology, this sense of “I can do it” is called self-efficacy. It is known to increase through experiences and encouragement from the outside world.
In this VR demonstration, you can try simple exercises such as throwing a ball. The difficulty level changes according to your performance, allowing you to build up small successes step by step.
As you play, you may find your own “I can do it!” feeling getting stronger. Come and experience how your sense of confidence can grow!

玉川大学 脳科学研究所
Brain Science Institute, Tamagawa University
MEMBER
稲邑哲也(玉川大学 脳科学研究所 教授)
多様な世界
ミラーリングエージェント
Mirroring Agent

会話ができるエージェントは現代に浸透しつつありますが、そのエージェントがあなたの感情を反映したらどうなるでしょうか。ミラーリングエージェントは表情検出であなたの感情を読み取り、その結果がエージェントの表情、声質、そして返答内容に現れます。このエージェントを通じて一人では得にくいリアルタイムの自己フィードバックを得て、自己の感情表現や状態に対する新たな気付きや理解が生まれることを目指します。

東京大学先端科学技術研究センター 稲見・門内研究室
Information Somatic Laboratory, RAST, U-Tokyo
多様な世界
ミラーリングエージェント
Mirroring Agent

会話ができるエージェントは現代に浸透しつつありますが、そのエージェントがあなたの感情を反映したらどうなるでしょうか。ミラーリングエージェントは表情検出であなたの感情を読み取り、その結果がエージェントの表情、声質、そして返答内容に現れます。このエージェントを通じて一人では得にくいリアルタイムの自己フィードバックを得て、自己の感情表現や状態に対する新たな気付きや理解が生まれることを目指します。

Conversational agents are becoming increasingly prevalent in modern society, but what would happen if these agents could reflect your emotions? A mirroring agent uses facial expression detection to discern your emotional state, with the resulting responses manifesting in its facial expressions, voice quality, and reply content. Through this agent, users aim to gain real-time self-feedback that is difficult to obtain independently, fostering new insights and understanding of one’s own emotional expressions and states.

東京大学先端科学技術研究センター 稲見・門内研究室
Information Somatic Laboratory, RAST, U-Tokyo
MEMBER
稲見昌彦(東京大学先端科学技術研究センター教授)

禰寝崇之 東京大学先端科学技術研究センター 身体情報学分野 稲見・門内研 博士課程
高下修聡 東京大学先端科学技術研究センター 身体情報学分野 稲見・門内研 博士課程
齊藤寛人 東京大学先端科学技術研究センター 身体情報学分野 稲見・門内研 助教
櫻田国治 東京大学先端科学技術研究センター 身体情報学分野 稲見・門内研 特任助教

多様な世界
広場恐怖症を対象としたVR 対症療法
VR Symptomatic Therapy for Agoraphobia

「怖い」「不安だ」という気持ちは誰もが普段感じるものですが,その気持ちが大きくなりすぎると,日常生活に必要な行動を行うことが難しくなる場合があります.広場恐怖症は,新幹線やエレベーターといった「すぐに外へ出られない場所」などで,強い恐怖や不安を感じる病気です.私たちは,このような症状のある人たちを対象に,VR(バーチャルリアリティ)技術によって見える景色や空間の感じ方を変え,恐怖や不安を和らげる「VR対症療法」の研究を進めています.今回は列車をはじめとする窓のある乗り物において,その場所をより広く開放的に感じられるようにするためのVR対症療法システムをご紹介します.

東京大学先端科学技術研究センター 稲見・門内研究室
Information Somatic Laboratory, RAST, U-Tokyo
多様な世界
広場恐怖症を対象としたVR 対症療法
VR Symptomatic Therapy for Agoraphobia

「怖い」「不安だ」という気持ちは誰もが普段感じるものですが,その気持ちが大きくなりすぎると,日常生活に必要な行動を行うことが難しくなる場合があります.広場恐怖症は,新幹線やエレベーターといった「すぐに外へ出られない場所」などで,強い恐怖や不安を感じる病気です.私たちは,このような症状のある人たちを対象に,VR(バーチャルリアリティ)技術によって見える景色や空間の感じ方を変え,恐怖や不安を和らげる「VR対症療法」の研究を進めています.今回は列車をはじめとする窓のある乗り物において,その場所をより広く開放的に感じられるようにするためのVR対症療法システムをご紹介します.

People commonly feel fear or anxiety, but when those feelings become too strong, everyday activities can become difficult. Agoraphobia is a disorder in which a person experiences intense fear or anxiety in places where it is hard to get out soon, such as Shinkansen or elevators. We study “VR Symptomatic Therapy” that eases fear and anxiety by using VR technology to alter what a person sees and how they perceive space. In this study, we introduce a VR Symptomatic Therapy system designed for vehicles with windows, such as trains, that helps users experience the space as wider and more open.

東京大学先端科学技術研究センター 稲見・門内研究室
Information Somatic Laboratory, RAST, U-Tokyo
MEMBER
稲見昌彦(東京大学先端科学技術研究センター教授)

有住拓杜 東京大学先端科学技術研究センター 身体情報学分野 稲見・門内研 修士課程
大伏仙泰 東京大学先端科学技術研究センター 身体情報学分野 稲見・門内研 特任助教
宮崎敦子 東京大学先端科学技術研究センター 身体情報学分野 稲見・門内研 特任講師
檜山敦 東京大学先端科学技術研究センター 身体情報学分野 稲見・門内研 特任教授 / 一橋大学ソーシャル・データサイエンス研究科 教授

多様な世界
目は口ほどに心の理解につながるのか?
Observing the difficulties in academic and communication skills thorugh eye movements patterns.

「目は口ほどに物を言う」とは本当なのでしょうか?実は目の動きには「興味のある/ない」「得意/苦手」「できる/できない」などといったみなさんのココロが現れるとされています。私たちはその仕組みを使って、発達障害のあるお子さんたちを支援する発達臨床心理学の立場から、目の動きを測定して学習やコミュニケーションの苦手さを発見し、支援することに取り組んでいます。今回のイベントでは皆さんの学習や会話場面での目の動きも測定させていただき、「できるようになることの楽しさ」や「できないことをつづける辛さ」を体験していただきたいと思います。色んなヒトのココロを外から覗いて、より深く知るための作戦会議を、さぁ、はじめよう‼

早稲田大学人間科学学術院 発達臨床心理学研究室
Developmental & Clinical Psychology Lab, Waseda University
多様な世界
目は口ほどに心の理解につながるのか?
Observing the difficulties in academic and communication skills thorugh eye movements patterns.

「目は口ほどに物を言う」とは本当なのでしょうか?実は目の動きには「興味のある/ない」「得意/苦手」「できる/できない」などといったみなさんのココロが現れるとされています。私たちはその仕組みを使って、発達障害のあるお子さんたちを支援する発達臨床心理学の立場から、目の動きを測定して学習やコミュニケーションの苦手さを発見し、支援することに取り組んでいます。今回のイベントでは皆さんの学習や会話場面での目の動きも測定させていただき、「できるようになることの楽しさ」や「できないことをつづける辛さ」を体験していただきたいと思います。色んなヒトのココロを外から覗いて、より深く知るための作戦会議を、さぁ、はじめよう‼

As I am a developmental clinical psychologist, “the eyes speak as much as the mouth”. Recent studies have shown that eye movements tell us a lot about your mind and insight. In our lab, we use these techniques and try to identify the difficulties in academic and social skills, especially for children with developmental disabilities. At this event, we want you to experience the joy of mastering something new and the frustration of struggling with something you can’t do by measuring eye movements. Let’s start meeting to know different people’s minds from the outside and understand them more deeply!

早稲田大学人間科学学術院 発達臨床心理学研究室
Developmental & Clinical Psychology Lab, Waseda University
MEMBER
大森幹真(早稲田大学人間科学学術院准教授)
多様な世界
ホログラフィを体験してみよう
Experience the World of Holography

私たちが普段見ている人や物は、その人や物に反射した光を見ています。この光をそのまま再現するのがホログラフィという技術であり、実物を目視しているような立体映像の実現や、再生方法を変更することで見え方を自由に操作可能な究極の映像技術と考えられています。私たちはこのホログラフィを圧縮伝送する技術の研究を通して、将来、皆さんが普段使用するコンピュータでもホログラフィを容易に利用でき、立体映像を遠隔地に伝送することを目指しています。今回、伝送したカラーホログラフィック動画像を再生するためのヘッドマウントディスプレイを開発しましたので、ぜひご体験ください。

株式会社KDDI総合研究所
KDDI Research, Inc.
多様な世界
ホログラフィを体験してみよう
Experience the World of Holography

私たちが普段見ている人や物は、その人や物に反射した光を見ています。この光をそのまま再現するのがホログラフィという技術であり、実物を目視しているような立体映像の実現や、再生方法を変更することで見え方を自由に操作可能な究極の映像技術と考えられています。私たちはこのホログラフィを圧縮伝送する技術の研究を通して、将来、皆さんが普段使用するコンピュータでもホログラフィを容易に利用でき、立体映像を遠隔地に伝送することを目指しています。今回、伝送したカラーホログラフィック動画像を再生するためのヘッドマウントディスプレイを開発しましたので、ぜひご体験ください。

We usually see light reflected from people or objects. Holography reproduces this light to create realistic 3D images, offering ultimate control over how visuals appear.
Our research focuses on compressing and transmitting holographic data, aiming to make holography accessible on everyday computers and usable for remote 3D communication.
For this exhibition, we’ve developed a head-mounted display to play back transmitted color holographic motion images. Please enjoy the experience!

株式会社KDDI総合研究所
KDDI Research, Inc.
MEMBER
堀内 俊治(株式会社KDDI総合研究所 XR部門 シニアエキスパート)
多様な世界
個人の拡張ってどういうこと?
What is personal extension?

あなたはどんな理由で眼鏡をかけていますか?眼鏡は個人の視力を補助するための道具として生まれましたが、時代の変化に伴って変化する人々の要求に応えるアイテムとしてその役割を広げてきました。
現代では度の入っていない眼鏡も増え、ブルーライトや紫外線をカットするものもあれば、眼鏡をかけると代わりに文字を読んでくれるものまで存在します。
一方、眼鏡のフレームで個性を出したり、伊達メガネやカラーサングラスを取り入れたりと、ファッションの一部として多くの人々に楽しまれています。技術は個人の補完・補助にとどまらず、個人の拡張そして個人の趣味嗜好の一部になる可能性を秘めています。

B Lab
B Lab
多様な世界
個人の拡張ってどういうこと?
What is personal extension?

あなたはどんな理由で眼鏡をかけていますか?眼鏡は個人の視力を補助するための道具として生まれましたが、時代の変化に伴って変化する人々の要求に応えるアイテムとしてその役割を広げてきました。
現代では度の入っていない眼鏡も増え、ブルーライトや紫外線をカットするものもあれば、眼鏡をかけると代わりに文字を読んでくれるものまで存在します。
一方、眼鏡のフレームで個性を出したり、伊達メガネやカラーサングラスを取り入れたりと、ファッションの一部として多くの人々に楽しまれています。技術は個人の補完・補助にとどまらず、個人の拡張そして個人の趣味嗜好の一部になる可能性を秘めています。

For what reason do you wear eyeglasses? Eyeglasses originated as a tool to aid an individual’s vision, but they have expanded their role. Today, there are glasses that block blue light and ultraviolet rays and glasses that read text when you wear them. In addition, many people enjoy customizing the frames of their eyeglasses, wearing date glasses and colored sunglasses as a part of fashion. Technology has the potential to not only complement and assist the individual, but to extend the individual and become part of the individual’s personal tastes and preferences.

B Lab
B Lab
MEMBER
多様な世界
信号機が赤・青じゃなかったら?
What if Traffic Lights Weren't Red and Green?

日常で見ている赤、黄、青の信号機。しかし、人によってはこれらの色が違う風に見えているかもしれません。このブースでは、「自分の普通」の視点とは異なる視点から信号機の色がどのように見えているのかを知り、環境側から変えていくということを考えるきっかけを提供します。ではどんな色ならみんなにとって見やすい・見にくいのだろう?是非、このブースで信号機の色の違いを新しい視点から体験し、多様な視点を持つ私たちみんなに優しい未来の社会を一緒に考えてみませんか?

B Lab
B Lab
多様な世界
信号機が赤・青じゃなかったら?
What if Traffic Lights Weren't Red and Green?

日常で見ている赤、黄、青の信号機。しかし、人によってはこれらの色が違う風に見えているかもしれません。このブースでは、「自分の普通」の視点とは異なる視点から信号機の色がどのように見えているのかを知り、環境側から変えていくということを考えるきっかけを提供します。ではどんな色ならみんなにとって見やすい・見にくいのだろう?是非、このブースで信号機の色の違いを新しい視点から体験し、多様な視点を持つ私たちみんなに優しい未来の社会を一緒に考えてみませんか?

The familiar red, yellow, and green traffic lights we see every day. However, for some, these colors might appear differently. At this booth, we invite you to understand how traffic light colors might be perceived from a perspective different from “your normal” and to consider the possibility of making changes from the environment’s side. What colors would be easy or difficult for everyone to see? Come and experience these variations in traffic light colors from a new perspective at our booth. Let’s think together about a future society that’s kinder to all of our diverse viewpoints.

B Lab
B Lab
MEMBER
多様な世界
環境によって変わるってどういうこと?
How does the environment affect it?

この展示では、環境の変化が個人の強みや弱みにどのように影響するかを体感します。馴染みのある丸い車輪の三輪車と、あんまり目にすることのない四角い車輪の三輪車が用意されています。平坦な地面を走ろうとすると丸い車輪の三輪車の方がよく前に進みますが、では凹凸のある地面ではどうでしょう?その結果は驚きかもしれません。私たち個人の特性は変わらずとも、環境が変わればその特性はどう生きるのでしょうか。体験してみましょう!

B Lab
B Lab
多様な世界
環境によって変わるってどういうこと?
How does the environment affect it?

この展示では、環境の変化が個人の強みや弱みにどのように影響するかを体感します。馴染みのある丸い車輪の三輪車と、あんまり目にすることのない四角い車輪の三輪車が用意されています。平坦な地面を走ろうとすると丸い車輪の三輪車の方がよく前に進みますが、では凹凸のある地面ではどうでしょう?その結果は驚きかもしれません。私たち個人の特性は変わらずとも、環境が変わればその特性はどう生きるのでしょうか。体験してみましょう!

In this exhibit, you will experience how changes in the environment impact an individual’s strengths and weaknesses. We have provided both a familiar tricycle with wheels and a less commonly seen tricycle with square wheels. While the tricycle with wheels moves forward better on flat ground, how about on uneven terrain? The result might surprise you. Even if our characteristics remain unchanged, how will they manifest when the environment shifts? Come and find out for yourself!

B Lab
B Lab
MEMBER
多様な世界
「いいね体験」を共有するAI対話ロボット
An AI-powered dialogue robot: Sharing “like” experiences with your family living apart

離れて暮らす家族の状況を知っていますか?SNSで毎日確認するのはお互いに負担になりますよね.本システムは,離れて暮らす家族のそれぞれの場所にロボットが置かれ,日常の対話の履歴を蓄積します.その内容を例えば1週間に一回要約して離れた家族へ送ります.要約は,「いいね体験」を中心に送ることで家族間の「幸せ感」が向上します.家族で会うきっかけをつくるシステムです.

大阪工業大学 廣井研究室 / 東北大学 伊藤・能勢研究室
Hiroi Lab. , Osaka Inst. of Tech. / Ito and Nose Lab. , Tohoku Univ.
多様な世界
「いいね体験」を共有するAI対話ロボット
An AI-powered dialogue robot: Sharing “like” experiences with your family living apart

離れて暮らす家族の状況を知っていますか?SNSで毎日確認するのはお互いに負担になりますよね.本システムは,離れて暮らす家族のそれぞれの場所にロボットが置かれ,日常の対話の履歴を蓄積します.その内容を例えば1週間に一回要約して離れた家族へ送ります.要約は,「いいね体験」を中心に送ることで家族間の「幸せ感」が向上します.家族で会うきっかけをつくるシステムです.

Do you know how your family members are doing when they live apart? Checking in daily via social media can be burdensome for everyone. This system places robots at each family member’s location, accumulating records of their daily conversations. It then sends a summary of this content—for example, once a week—to the distant family members. By focusing the summary on “positive experiences,” it enhances the family’s overall sense of appiness. It’s a system designed to create opportunities for family reunions.

大阪工業大学 廣井研究室 / 東北大学 伊藤・能勢研究室
Hiroi Lab. , Osaka Inst. of Tech. / Ito and Nose Lab. , Tohoku Univ.
MEMBER
廣井 富(大阪工業大学 教授/ 大阪インテリジェントロボティクス株式会社 取締役)

伊藤 彰則 (東北大学 教授)

多様な世界
触覚のキャンバス:白い紙の上に,静電気で触り心地を作ってみよう
Tactile Canvas: Let’s create a feeling of touch with static electricity on white paper

白い紙をキャンバスに、「触り心地」を作ってみませんか。静電気の力で紙の摩擦を変えることで、実際には凹凸のない表面に、不思議な凹凸感が生まれます。さらに電気信号の波形を調整すると、ざらざら、つるつる、さらさらなど、多彩な質感を描き分けることができます。目に見えない「触り心地」を考え、作り、みんなと分かち合う、新しい触覚表現の世界を、ぜひ体験してみてください。

筑波大学,川口電機製作所
University of Tsukuba, Kawaguchi Electric Works
多様な世界
触覚のキャンバス:白い紙の上に,静電気で触り心地を作ってみよう
Tactile Canvas: Let’s create a feeling of touch with static electricity on white paper

白い紙をキャンバスに、「触り心地」を作ってみませんか。静電気の力で紙の摩擦を変えることで、実際には凹凸のない表面に、不思議な凹凸感が生まれます。さらに電気信号の波形を調整すると、ざらざら、つるつる、さらさらなど、多彩な質感を描き分けることができます。目に見えない「触り心地」を考え、作り、みんなと分かち合う、新しい触覚表現の世界を、ぜひ体験してみてください。

Would you like to create different “feelings of touch” on a simple sheet of white paper?
By using static electricity to alter its friction, you can experience a surprising sense of bumps and ridges on a seemingly flat surface.
And by adjusting the waveforms of the electrical signals, you can draw out a wide range of textures—rough, smooth, or silky.
Come and explore this new world of tactile expression, where invisible sensations are imagined, created, and shared through touch.

筑波大学,川口電機製作所
University of Tsukuba, Kawaguchi Electric Works
MEMBER
橋本悠希(筑波大学感触工学研究室准教授)
多様な世界
どこでも学べるEuLa通信制中等部
EuLa Online Middle School : Study Anywhere

「周りが気になる」「自分を出すのが苦手」
そんな一人ひとりの心に寄り添い、個性の輝きを育む場所、それがEuLa(ユウラ)通信制中等部です。
私たちの教室は、ドット絵が懐かしい2Dメタバース。PCがあれば、全国どこからでも参加できる「もう一つの学校」です。
顔や声を出さなくても、アバターの自分で大丈夫。チャットやジェスチャーで、自分のペースで思いを伝えられます。
EuLaは、ただ安心なだけの居場所ではありません。心理の専門家と一緒に、社会で生きる力となる「自己調整力」を身につけます。
ぜひ当ブースで、あたらしい学びの可能性に触れてみてください。

EuLa通信制中等部
EuLa Online Middle School
多様な世界
どこでも学べるEuLa通信制中等部
EuLa Online Middle School : Study Anywhere

「周りが気になる」「自分を出すのが苦手」
そんな一人ひとりの心に寄り添い、個性の輝きを育む場所、それがEuLa(ユウラ)通信制中等部です。
私たちの教室は、ドット絵が懐かしい2Dメタバース。PCがあれば、全国どこからでも参加できる「もう一つの学校」です。
顔や声を出さなくても、アバターの自分で大丈夫。チャットやジェスチャーで、自分のペースで思いを伝えられます。
EuLaは、ただ安心なだけの居場所ではありません。心理の専門家と一緒に、社会で生きる力となる「自己調整力」を身につけます。
ぜひ当ブースで、あたらしい学びの可能性に触れてみてください。

Are you worried about what others think or struggle to express yourself? EuLa is an online middle school that cherishes each student’s individuality. Our classroom is a 2D metaverse with nostalgic pixel art, offering “another school” accessible from anywhere with a PC. You can be your avatar self—no need to show your face or use your voice. Communicate at your own pace through chat and gestures. More than just a safe space, EuLa helps you develop vital self-regulation skills with psychology experts. Please visit our booth to experience this new world of learning.

EuLa通信制中等部
EuLa Online Middle School
MEMBER
日野公三

間杉慎太郎(ディレクター)

多様な世界
点字墨字翻訳アプリと点字タイピング練習機器
Braille Translation App & Typing Practice Device

AT&D Lab. は,地域課題を集め,分析し,開発,そして,それをフィードバックする活動をしています.この活動の中で生まれた,点字墨字変換アプリ「セザリーヌ」と,点字タイピング練習機器「おとてんくん」を紹介します.点字が読めない盲学校の先生が生徒とスムーズなコミュニケーションを取りたいという要望で,開発したのが「セザリーヌ」です.点字で書いた日記をその場で読んで,感想を伝えることができるようになりました.「おとてんくん」は,点字をタイピングするためだけに開発された機器で,音声フィードバック機能によりスムーズに学習を進めることができます.使い勝手がよく,どこへでも持ち出して学習に利用することができます.

長野高専 AT&D Lab.
National Institute of Technology, Nagano College. AT&D Lab.
多様な世界
点字墨字翻訳アプリと点字タイピング練習機器
Braille Translation App & Typing Practice Device

AT&D Lab. は,地域課題を集め,分析し,開発,そして,それをフィードバックする活動をしています.この活動の中で生まれた,点字墨字変換アプリ「セザリーヌ」と,点字タイピング練習機器「おとてんくん」を紹介します.点字が読めない盲学校の先生が生徒とスムーズなコミュニケーションを取りたいという要望で,開発したのが「セザリーヌ」です.点字で書いた日記をその場で読んで,感想を伝えることができるようになりました.「おとてんくん」は,点字をタイピングするためだけに開発された機器で,音声フィードバック機能によりスムーズに学習を進めることができます.使い勝手がよく,どこへでも持ち出して学習に利用することができます.

AT&D Lab. collects regional issues, analyzes them, develops solutions, and returns them to the community. From this process, we created two tools: Braille Translation App “Cesarine” and Braille Typing Practice Device “Ototen-kun.” Cesarine was developed for teachers at schools for the blind who cannot read Braille but want smoother communication with students. With this app, teachers can instantly read Braille diaries and give feedback. Ototen-kun is designed for Braille typing practice, offering voice feedback and portability so students can learn anytime, anywhere.

長野高専 AT&D Lab.
National Institute of Technology, Nagano College. AT&D Lab.
MEMBER
藤澤義範(プロジェクトリーダー)

伊藤 祥一
力丸 彩奈
中山 英俊
渡邊 直人

多様な世界
Inkjet 4D Print
Inkjet 4D Print

本展示では、薄いシートを加熱すると自動的に変形し、立体形状を実現できる折紙シートInkjet 4D Printを紹介します。熱で収縮するフィルムの表裏に折紙のようなパターンを印刷し加熱すると、印刷パターンが乗っていない部分だけが折れて、帽子やうさぎなど、事前に計算した形状に変化します。一度平たいシートを作ってから変形させるこの方法は、3Dプリンタなどで立体形状を直接作るのに比べ印刷時間・廃材・保管/運搬スペースを大きく削減することができ、サステナブルなものづくりに貢献します。

Programmable Products Lab
Programmable Products Lab
多様な世界
Inkjet 4D Print
Inkjet 4D Print

本展示では、薄いシートを加熱すると自動的に変形し、立体形状を実現できる折紙シートInkjet 4D Printを紹介します。熱で収縮するフィルムの表裏に折紙のようなパターンを印刷し加熱すると、印刷パターンが乗っていない部分だけが折れて、帽子やうさぎなど、事前に計算した形状に変化します。一度平たいシートを作ってから変形させるこの方法は、3Dプリンタなどで立体形状を直接作るのに比べ印刷時間・廃材・保管/運搬スペースを大きく削減することができ、サステナブルなものづくりに貢献します。

We present Inkjet 4D Print, a method to automatically fold planar sheets into 3D shapes by heat. By printing origami patterns on both sides of a heat-shrinkable film, we can achieve computationally designed shapes such as a cap and a bunny. Compared to directly 3D printing a shape, the method of printing a 2D sheet and self-folding it into a 3D shape contributes to sustainable fabrication with less printing time, less material waste, and less storage space.

Programmable Products Lab
Programmable Products Lab
MEMBER
鳴海紘也(慶應義塾大学理工学部准教授)

藤野皓

中谷由太郎

多様な世界
脳にリズムを届けよう!病気を治す「リズム」の力
Feel the Beat: How Rhythm Can Heal Tremor

手足や声がふるえる「振戦」は生活に大きな支障をきたします。私たちは、脳にリズムや電気刺激を与えて震えを和らげる新しい医療技術を研究・開発しています。足が震える歩行障害には、歩くタイミングに合わせて最適な音を提示し、歩きやすさを高めます。声の震えに対しては、声の強弱をリアルタイムにとらえ、震えを打ち消すような電気刺激を脳に送って声を出しやすくすることができます。会場では、音のリズムに合わせて歩く体験や、声が治療用の刺激波形に変換される様子を見て感じていただけます。身近な行動に「リズム」の力を加えることで、体が動かしやすくなる効果を体験してみませんか。

明治大学理工学部 健康医工学研究室
Meiji Univresity Health Science and Medical Engineering Lab.
多様な世界
脳にリズムを届けよう!病気を治す「リズム」の力
Feel the Beat: How Rhythm Can Heal Tremor

手足や声がふるえる「振戦」は生活に大きな支障をきたします。私たちは、脳にリズムや電気刺激を与えて震えを和らげる新しい医療技術を研究・開発しています。足が震える歩行障害には、歩くタイミングに合わせて最適な音を提示し、歩きやすさを高めます。声の震えに対しては、声の強弱をリアルタイムにとらえ、震えを打ち消すような電気刺激を脳に送って声を出しやすくすることができます。会場では、音のリズムに合わせて歩く体験や、声が治療用の刺激波形に変換される様子を見て感じていただけます。身近な行動に「リズム」の力を加えることで、体が動かしやすくなる効果を体験してみませんか。

Tremors of the limbs or voice can greatly disrupt daily life. We are developing new medical technologies that reduce these tremors by applying rhythmic stimulation to the brain. For gait problems, we provide step-synchronized sounds to help improve walking patterns. For vocal tremor, we capture the voice in real time and deliver tailored electrical stimulation to the cerebellum to steady speech. At our booth, you can experience these approaches firsthand: try walking in time with rhythmic sounds and watch your own voice converted into stimulation waveforms. Discover how adding rhythm to daily actions can make movement and speech easier.

明治大学理工学部 健康医工学研究室
Meiji Univresity Health Science and Medical Engineering Lab.
MEMBER
小野弓絵(明治大学 理工学部 専任教授)

オウクンテイ
チヤンフ
山﨑央敦
井上翼颯
奥瞳子

多様な世界
あなたの困りごとへのアイディアを知るチャットボット「ダボット」
Dabot, the chatbot that offers solutions to your challenges

得意なことや苦手なことは、みんなそれぞれ違います。私たちが作っている「ダボット」は、みなさんが生活の中で周りの人達と違った困りごとで困った時に、かわいいキャラクターが寄り添って解決のアイディアを提案してくれるチャットボット(自動応答システム)です。コミュニケーションや読み書き、スケジュール管理などさまざまなアイディアを持っています。ダボットには、自分が何に周りの人と比べて困っているかチェックするツールもあります。展示では、実際にダボットを自分のスマホなどでお試しできます。また、お子さまにも楽しんでいただけるよう、発達障害を表すかわいいキャラクターのステッカーやチャームもご用意しております。

筑波大学ダボットプロジェクト
Dabot Project in University of Tsukuba
多様な世界
あなたの困りごとへのアイディアを知るチャットボット「ダボット」
Dabot, the chatbot that offers solutions to your challenges

得意なことや苦手なことは、みんなそれぞれ違います。私たちが作っている「ダボット」は、みなさんが生活の中で周りの人達と違った困りごとで困った時に、かわいいキャラクターが寄り添って解決のアイディアを提案してくれるチャットボット(自動応答システム)です。コミュニケーションや読み書き、スケジュール管理などさまざまなアイディアを持っています。ダボットには、自分が何に周りの人と比べて困っているかチェックするツールもあります。展示では、実際にダボットを自分のスマホなどでお試しできます。また、お子さまにも楽しんでいただけるよう、発達障害を表すかわいいキャラクターのステッカーやチャームもご用意しております。

Everyone has different strengths and weaknesses. Our “dabot” is a chatbot (automated response system) that offers solutions through cute characters when you face unique challenges in daily life. It provides ideas for communication, reading/writing, schedule management, and more. Dabot also includes tools to help you identify where you struggle compared to others. At the exhibition, you can try dabot on your own smartphone or other device. We also have cute character stickers and charms representing developmental disabilities, designed for children to enjoy.

筑波大学ダボットプロジェクト
Dabot Project in University of Tsukuba
MEMBER
佐々木 銀河(筑波大学人間系准教授、プロジェクト代表者)

樫原 輝
長谷川 福子
八巻 遥
宮西 眞杏
渡辺 陽
ダックス 他

多様な世界
こどもを見守る目と手をふやす「YOSS」
YOSS: Expanding eyes and hands on children to leave no child behind

貧困、虐待、いじめ、孤立・孤独、…困苦に直面するこどもを漏れなくひろいあげるために必要なのは、すべてのこどものリスクをスクリーニングし、予防的に支援につなげていく社会システム。「こどもの情報を広くもっている学校」×「現代テクノロジー」×「増加する地域社会資源」のちからでこどもの社会包摂を実現する仕組みがスクールスクリーニングシステム:YOSS。現代医学のように、こどもの福祉と教育の世界も、未然予防と早期発見・早期ケアが当たり前になる世の中を目指しませんか?

大阪公立大学山野則子研究室/一般社団法人こども未来社会研究所
Yamano Noriko Lab., Osaka Metropolitan University
多様な世界
こどもを見守る目と手をふやす「YOSS」
YOSS: Expanding eyes and hands on children to leave no child behind

貧困、虐待、いじめ、孤立・孤独、…困苦に直面するこどもを漏れなくひろいあげるために必要なのは、すべてのこどものリスクをスクリーニングし、予防的に支援につなげていく社会システム。「こどもの情報を広くもっている学校」×「現代テクノロジー」×「増加する地域社会資源」のちからでこどもの社会包摂を実現する仕組みがスクールスクリーニングシステム:YOSS。現代医学のように、こどもの福祉と教育の世界も、未然予防と早期発見・早期ケアが当たり前になる世の中を目指しませんか?

Poverty, abuse, bullying, isolation, suicide… To ensure that every child facing hardship is identified and supported, a social system is needed that screens all children for risk and connects them to preventative support. Our school screening system, “YOSS”, is a mechanism that promotes children’s social inclusion through the power of SCHOOLs × TECHNOLOGY × SOCIAL RESOURCEs. Just as in the medical field, we aim to create a new world in which prevention, early detection, and early care are commonplace in child welfare and education.

大阪公立大学山野則子研究室/一般社団法人こども未来社会研究所
Yamano Noriko Lab., Osaka Metropolitan University
MEMBER
山野則子(大阪公立大学現代システム科学研究科教授)
多様な世界
コミュニケーション支援のための音声・感情認識
Speech and Emotion Recognition for Communication Support

立命館大学音声言語研究室では、音声から話した内容や感情をコンピュータで認識する、音声認識と感情認識の研究を紹介します。一般的な音声認識システムでは困難な、構音障がいのある音声の認識を行う研究や、時々刻々と変化する「喜び」や「怒り」といった感情を、音声からリアルタイムに認識する研究について、デモンストレーションを行います。

立命館大学 音声言語研究室
Ritsumeikan University Spoken Language Laboratory
多様な世界
コミュニケーション支援のための音声・感情認識
Speech and Emotion Recognition for Communication Support

立命館大学音声言語研究室では、音声から話した内容や感情をコンピュータで認識する、音声認識と感情認識の研究を紹介します。一般的な音声認識システムでは困難な、構音障がいのある音声の認識を行う研究や、時々刻々と変化する「喜び」や「怒り」といった感情を、音声からリアルタイムに認識する研究について、デモンストレーションを行います。

At the Ritsumeikan University Spoken Language Laboratory, we introduce our research on speech recognition and emotion recognition, which enable computers to identify spoken content and emotions from voice. Our demonstrations include studies on recognizing speech from individuals with articulation disordersOur demonstrations include studies on recognizing speech from individuals with articulation disorders, which is difficult for conventional speech recognition systems, and research on real-time recognition of emotions such as joy and anger, which continuously change from moment to moment.

立命館大学 音声言語研究室
Ritsumeikan University Spoken Language Laboratory
MEMBER
高島遼一(立命館大学情報理工学部教授)

永瀬 亮太郎

多様な世界
ニューロダイバーシティアワード
Neurodiversity Award

「ニューロダイバーシティアワード」では、革新的なアイデアや技術、商品、イベントを通じて、ニューロダイバーシティの新たな可能性を見出すことを目的としています。社会実装、研究開発、企画の3部門で、学生や研究者、企業などからの応募が寄せられました。本展示では、これらの応募者の中から選ばれた受賞者を紹介します。彼らの取り組みは、ニューロダイバーシティの普及と推進に貢献するものばかりです。各受賞者のプロジェクトが、どのように社会にインパクトを与えているのか、ぜひご覧ください。

B Lab
B Lab
多様な世界
ニューロダイバーシティアワード
Neurodiversity Award

「ニューロダイバーシティアワード」では、革新的なアイデアや技術、商品、イベントを通じて、ニューロダイバーシティの新たな可能性を見出すことを目的としています。社会実装、研究開発、企画の3部門で、学生や研究者、企業などからの応募が寄せられました。本展示では、これらの応募者の中から選ばれた受賞者を紹介します。彼らの取り組みは、ニューロダイバーシティの普及と推進に貢献するものばかりです。各受賞者のプロジェクトが、どのように社会にインパクトを与えているのか、ぜひご覧ください。

The Neurodiversity Award celebrates innovative ideas, technologies, products, and events that discover new possibilities for neurodiversity. Projects across three categories—Social Implementation, Research and Development, and Planning—were submitted by students, researchers, and companies. This exhibition showcases the winners, whose outstanding contributions advance the understanding and promotion of neurodiversity in society. Each displayed project demonstrates how neurodiversity can be harnessed to create a more inclusive world. Please explore the groundbreaking work of these award recipients and learn how they are making a difference.

B Lab
B Lab
MEMBER
多様な世界
こまりごと翻訳

「こまりごと翻訳」プロジェクトは、発達障害を持つ人々が日常生活で直面する困難や挑戦を、比喩や物語を用いてわかりやすく表現することを目指しています。発達障害を持つ人々の多くは、外見からはわからない困難を抱えており、その困難さは周囲の人々にとって理解しにくいものです。そのため、発達障害を持つ人々は誤解されやすく、適切な支援を受けることが難しい状況にあります。本プロジェクトでは、これらの困難を具体的かつ理解しやすい形で「翻訳」し伝えることで、周囲の人々が彼ら彼女らの状況を具体的に理解しやすくし、周囲の方々からの適切な支援や共感を得られるようにすることを目的としています。
参考文献:林阿希子、伊藤亜紗、渡邊淳司(2020)
「スポーツ・ソーシャル・ビュー:競技を身体的に翻訳し視覚障がい者と共有する生成的スポーツ観戦手法」
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 25(3) 216-227.

B Lab
多様な世界
こまりごと翻訳

「こまりごと翻訳」プロジェクトは、発達障害を持つ人々が日常生活で直面する困難や挑戦を、比喩や物語を用いてわかりやすく表現することを目指しています。発達障害を持つ人々の多くは、外見からはわからない困難を抱えており、その困難さは周囲の人々にとって理解しにくいものです。そのため、発達障害を持つ人々は誤解されやすく、適切な支援を受けることが難しい状況にあります。本プロジェクトでは、これらの困難を具体的かつ理解しやすい形で「翻訳」し伝えることで、周囲の人々が彼ら彼女らの状況を具体的に理解しやすくし、周囲の方々からの適切な支援や共感を得られるようにすることを目的としています。
参考文献:林阿希子、伊藤亜紗、渡邊淳司(2020)
「スポーツ・ソーシャル・ビュー:競技を身体的に翻訳し視覚障がい者と共有する生成的スポーツ観戦手法」
日本バーチャルリアリティ学会論文誌 25(3) 216-227.

B Lab
MEMBER
多様な世界
環境マップ:あなたの発見をシェアしよう!
Environment Map: Let's share your discoveries!

会場内のどの場所があなたにどんな感情をもたらしたか、共有してみませんか?このブースでは、感情別に色分けされたシールと付箋を使って、あなたのイベント体験を可視化します。会場のどの部分がみんなにとって最も魅力的で、どの部分が改善の余地があるかを知る貴重な手がかりとして、あなたのフィードバックが役立ちます。おそらく感じ方は人それぞれです。あなたならではの感情をマッピングして、他のみんなと感想をシェアしませんか?

科学研究費助成事業 学術変革領域研究(B) デジタル身体性経済学の創成(2023年度終了)+ B Lab
Foundations of Digital Embodied Economics, Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (B)(ended in FY2023)+ B Lab
多様な世界
環境マップ:あなたの発見をシェアしよう!
Environment Map: Let's share your discoveries!

会場内のどの場所があなたにどんな感情をもたらしたか、共有してみませんか?このブースでは、感情別に色分けされたシールと付箋を使って、あなたのイベント体験を可視化します。会場のどの部分がみんなにとって最も魅力的で、どの部分が改善の余地があるかを知る貴重な手がかりとして、あなたのフィードバックが役立ちます。おそらく感じ方は人それぞれです。あなたならではの感情をマッピングして、他のみんなと感想をシェアしませんか?

Would you like to share which areas of the venue evoked certain emotions in you? At this booth, using color-coded stickers and notes based on emotions, you can visualize your event experience. Your feedback will serve as valuable insight to understand which parts of the venue are most appealing to everyone, and which might need some improvements. Emotions might vary from person to person. Why not map out your unique feelings and share your impressions with others?

科学研究費助成事業 学術変革領域研究(B) デジタル身体性経済学の創成(2023年度終了)+ B Lab
Foundations of Digital Embodied Economics, Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (B)(ended in FY2023)+ B Lab
MEMBER
多様な世界
身体マップ:感じるままのキモチを書こう!
Body Map: Let's write down feelings as they come!

私たちは鼻、耳、口、目、皮膚と多彩な感覚を持っており、それらの感覚から日々たくさんの刺激を受けとっています。このブースでは、身体マップにあなたの過去の体験や日々抱いている感情を書いて貼ってもらうことで、みんながそれぞれの身体で感じているキモチを可視化します。こんな感じ方をしている人がいるんだ!こう感じているのは私だけじゃなかったんだ!といろんな発見があるかもしれません。些細なことでも悩んでいることでもなんでも良いです!あなたの感じ方について教えてください。

科学研究費助成事業 学術変革領域研究(B) デジタル身体性経済学の創成(2023年度終了)+ B Lab
Foundations of Digital Embodied Economics, Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (B) (ended in FY2023)+ B Lab
多様な世界
身体マップ:感じるままのキモチを書こう!
Body Map: Let's write down feelings as they come!

私たちは鼻、耳、口、目、皮膚と多彩な感覚を持っており、それらの感覚から日々たくさんの刺激を受けとっています。このブースでは、身体マップにあなたの過去の体験や日々抱いている感情を書いて貼ってもらうことで、みんながそれぞれの身体で感じているキモチを可視化します。こんな感じ方をしている人がいるんだ!こう感じているのは私だけじゃなかったんだ!といろんな発見があるかもしれません。些細なことでも悩んでいることでもなんでも良いです!あなたの感じ方について教えてください。

We possess a diverse range of senses through our nose, ears, mouth, eyes, and skin, and we receive numerous stimuli from them daily. At this booth, by writing and attaching your past experiences and daily emotions to a body map, we aim to visualize the feelings everyone experiences through their bodies. You might discover others who feel the same way as you do or realize that you’re not alone in how you feel! Whether it’s something trivial or something you’re concerned about, everything counts. Please share with us how you feel.

科学研究費助成事業 学術変革領域研究(B) デジタル身体性経済学の創成(2023年度終了)+ B Lab
Foundations of Digital Embodied Economics, Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (B) (ended in FY2023)+ B Lab
MEMBER
多様な世界
見えていても見えなくても楽しめる!インクルーシブゲーム体験
No Sight, All Play –Inclusive Gaming

インクルーシブ・ゲーミングの未来を体験しよう!
視覚情報に頼らないゲームプレイ、アクセシブルな操作環境、そして誰もが参加できるeスポーツ。
筑波技術大学では、視覚に障害のある学生や教員が開発した音と触覚を頼りにプレイするゲーム、そしてゲームアクセシビリティを体験できる対戦台を出展。
見えていても見えなくても、障害の有無に関わらず楽しめるゲーム体験を通じて、テクノロジーと共生社会の可能性を探ります。
「遊び」の力が、社会をもっとひらいていく——そんな瞬間を、あなたの五感で感じてください。

国立大学法人筑波技術大学
National University Corporation Tsukuba University of Technology
多様な世界
見えていても見えなくても楽しめる!インクルーシブゲーム体験
No Sight, All Play –Inclusive Gaming

インクルーシブ・ゲーミングの未来を体験しよう!
視覚情報に頼らないゲームプレイ、アクセシブルな操作環境、そして誰もが参加できるeスポーツ。
筑波技術大学では、視覚に障害のある学生や教員が開発した音と触覚を頼りにプレイするゲーム、そしてゲームアクセシビリティを体験できる対戦台を出展。
見えていても見えなくても、障害の有無に関わらず楽しめるゲーム体験を通じて、テクノロジーと共生社会の可能性を探ります。
「遊び」の力が、社会をもっとひらいていく——そんな瞬間を、あなたの五感で感じてください。

Experience the Future of Inclusive Gaming!
Discover games that don’t rely on sight—where sound, touch, and intuition lead the way. This exhibit invites you to explore accessible eSports and game designs that welcome players of all abilities. Through hands-on experiences, we highlight how play can open doors to a more inclusive society. Let your senses guide you into a world where everyone can join the game.

国立大学法人筑波技術大学
National University Corporation Tsukuba University of Technology
MEMBER
松尾政輝(プロジェクトリーダー)

酒寄寛也
磯田恭子
大西淳児
垣野内将貴
中島亜紀子
福永克己
若月大輔
渡辺知恵美

多様な世界
見つけやすい、しゃべる点字ブロック
Easy-to-find, talking braille blocks

見えにくさを体験してみませんか?
目が見えない、見えにくい人が一人で歩く時、点字ブロックを頼りにし、周りの情報を知ることがとても大切です。そこで、目が見えにくくなるようなメガネをつけて、点字ブロックがどのような色の組合せだと見つけやすいかを体験します。次に、スマホを点字ブロックにかざすだけで、周りの情報を案内してくれる「コード化点字ブロック(しゃべる点字ブロック)」を体験します。白状で点字ブロックを探りながら、歩行もチャレンジ!気づきと学びの機会です。

金沢工業大学
Kanazawa Institute of Technology
多様な世界
見つけやすい、しゃべる点字ブロック
Easy-to-find, talking braille blocks

見えにくさを体験してみませんか?
目が見えない、見えにくい人が一人で歩く時、点字ブロックを頼りにし、周りの情報を知ることがとても大切です。そこで、目が見えにくくなるようなメガネをつけて、点字ブロックがどのような色の組合せだと見つけやすいかを体験します。次に、スマホを点字ブロックにかざすだけで、周りの情報を案内してくれる「コード化点字ブロック(しゃべる点字ブロック)」を体験します。白状で点字ブロックを探りながら、歩行もチャレンジ!気づきと学びの機会です。

Would you like to experience what it’s like to have low vision?
For people who are blind or have low vision, relying on braille blocks and understanding the surrounding information is very important when walking alone. In this activity, you will wear glasses that simulate low vision and experience which color combinations of braille blocks are easier to find. Next, you will try the “Coded Braille Blocks (talking braille blocks),” which provide guidance about the surrounding environment simply by pointing a smartphone at them. While using a white cane to trace the braille blocks, you will also challenge yourself to walk. This is an opportunity for awareness and learning.

金沢工業大学
Kanazawa Institute of Technology
MEMBER
松井くにお(金沢工業大学教授、プロジェクトリーダー)

坂本真仁
藤本太郎
本間英一郎
川口育子
高山裕康
千葉和也

多様な世界
目にやさしいmahoraノート
Eye-friendly Mahora notebook

発達障害当事者の声に耳を傾け、うまれた「目にやさしいノート」

mahora(まほら)は、一見シンプルなノート。
でもそこには、たくさんの人の「あったらいいな」がつまっています。
「光の反射を抑えて目にやさしい」
「識別しやすい罫線」
「シンプルなデザイン」
これらはすべて発達障害当事者のみなさまの声によってつくられました。
いちど手にして使ってみてください。きっとその日から、あなたの“いつもの一冊”になるはずです。
そしてこのノートがこれからのスタンダードとなりますように。

大栗紙工株式会社
© Oguri Corporation
多様な世界
目にやさしいmahoraノート
Eye-friendly Mahora notebook

発達障害当事者の声に耳を傾け、うまれた「目にやさしいノート」

mahora(まほら)は、一見シンプルなノート。
でもそこには、たくさんの人の「あったらいいな」がつまっています。
「光の反射を抑えて目にやさしい」
「識別しやすい罫線」
「シンプルなデザイン」
これらはすべて発達障害当事者のみなさまの声によってつくられました。
いちど手にして使ってみてください。きっとその日から、あなたの“いつもの一冊”になるはずです。
そしてこのノートがこれからのスタンダードとなりますように。

Listen to the voices of individuals with developmental disabilities, and the “eye-friendly notebook” that was born from it.

Mahora is a seemingly simple notebook.
But within it are the wishes of many people packed inside.
“Reduces light reflection for eye comfort”
“Easily distinguishable lines”
“Simple design”
These were all created based on the voices of individuals with developmental disabilities.
Please take it in your hands and give it a try. I’m sure it will become your “regular notebook” from that day on.
And may this notebook become the standard from now on.

大栗紙工株式会社
© Oguri Corporation
MEMBER
大栗康英(代表取締役)

大栗佳代子 大栗佑介 田中彰

多様な世界
Ping x Phone: スマートフォンを用いた卓球デザインの多様化
Ping x Phone: Diversification of Table Tennis Designs Using Smartphones

スマートフォンにはセンシング・フィードバック・通信といった様々な機能が備えられています。スマホケースの形状デザインも可能です。私たちはこれらを組み合わせて複数の卓球派生システムを構築してきました。例えば、ラケット状のスマホケースを作って、加速度センサからラリー回数を認識し、そのラリー回数をスマホラケット自身がしゃべってくれるような仕組み。他には、タイミングに合わせてスマホラケットをスイングすると、音やバイブレーションによってラリーしているような感覚を得られる仕組みなどです。ニューロダイバーシティの世界に役立つ新しい卓球システムデザインをいっしょに考えてみませんか。

愛知工業大学 行動情報科学研究室
Activity Information Science Laboratory, Aichi Institute of Technology
多様な世界
Ping x Phone: スマートフォンを用いた卓球デザインの多様化
Ping x Phone: Diversification of Table Tennis Designs Using Smartphones

スマートフォンにはセンシング・フィードバック・通信といった様々な機能が備えられています。スマホケースの形状デザインも可能です。私たちはこれらを組み合わせて複数の卓球派生システムを構築してきました。例えば、ラケット状のスマホケースを作って、加速度センサからラリー回数を認識し、そのラリー回数をスマホラケット自身がしゃべってくれるような仕組み。他には、タイミングに合わせてスマホラケットをスイングすると、音やバイブレーションによってラリーしているような感覚を得られる仕組みなどです。ニューロダイバーシティの世界に役立つ新しい卓球システムデザインをいっしょに考えてみませんか。

Smartphones are equipped with various functions such as sensing, feedback, and communication. The shape and design of smartphone cases can also be customized. We have combined these elements to build multiple table tennis-derived systems. For example, we developed a racket-shaped smartphone case that recognizes the number of rallies via its accelerometer, with the smartphone racket itself announcing the rally count. Another system provides the sensation of rallying through sound and vibration when the smartphone racket is swung in sync with the timing. Would you like to join us in designing new table tennis systems that contribute to the world of neurodiversity?

愛知工業大学 行動情報科学研究室
Activity Information Science Laboratory, Aichi Institute of Technology
MEMBER
梶克彦(教授)
多様な世界
ニューロテクノロジーをめぐるELSI
Ethical, Legal, and Social Implications concerning Neurotechnology

ニューロテクノロジーの発展は多くの可能性をもたらしています。同時に、より良いニューロテクノロジーの活用のためには、倫理的・法的・社会的課題(Ethical, Legal, and Social Implications: ELSI)への対応も必要となります。この展示では、ニューロテクノロジーをめぐるELSIの議論を紹介するとともに、脳情報通信融合研究センター(CiNet)で作成した脳情報活用のためのガイドライン『脳情報を活用し知覚情報等を推定する AI技術の開発・活用ガイドライン』についてご紹介します。

①国立研究開発法人情報通信研究機構・脳情報通信融合研究センター(CiNet)、②慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)
①NICT-Center for Information and Neural Networks (CiNet) ②Graduate School of Media Design, Keio University (KMD)
多様な世界
ニューロテクノロジーをめぐるELSI
Ethical, Legal, and Social Implications concerning Neurotechnology

ニューロテクノロジーの発展は多くの可能性をもたらしています。同時に、より良いニューロテクノロジーの活用のためには、倫理的・法的・社会的課題(Ethical, Legal, and Social Implications: ELSI)への対応も必要となります。この展示では、ニューロテクノロジーをめぐるELSIの議論を紹介するとともに、脳情報通信融合研究センター(CiNet)で作成した脳情報活用のためのガイドライン『脳情報を活用し知覚情報等を推定する AI技術の開発・活用ガイドライン』についてご紹介します。

The advancement of neurotechnology brings with it many possibilities. Concurrently, the effective utilization of improved neurotechnology requires to consider Ethical, Legal, and Social Implications (ELSI). This exhibition introduces the ELSI discussions surrounding neurotechnology and presents the “Guidelines for Developing and Utilizing AI Technology that Uses Brain Data to Estimate Perceptual Information”, created by the Center for Information and Neural Networks (CiNet).

①国立研究開発法人情報通信研究機構・脳情報通信融合研究センター(CiNet)、②慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)
①NICT-Center for Information and Neural Networks (CiNet) ②Graduate School of Media Design, Keio University (KMD)
MEMBER
標葉隆馬(情報通信研究機構 未来ICT研究所脳情報通信融合研究センター 協力研究員、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科准教授)・西堤優(情報通信研究機構 未来ICT研究所脳情報通信融合研究センター 主任研究員)

柏岡秀紀(情報通信研究機構・脳情報通信融合研究センター統括)
石田柊(情報通信研究機構・脳情報通信融合研究センター協力研究員、広島大学大学院人間社会科学研究科助教)

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